冗長表現を改善する方法 | らい氏のブックマーク

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このカテゴリー「ライティング」は素人が、webライティングについて調べたこと学んだことを書いています。( 日曜日に更新予定)

 

今日のテーマは、冗長表現を改善する方法です。

 

ブログを書いていると、ついつい丁寧に書こうとして冗長表現を使用していませんか?

 

記事の内容とは関係のない不要な言葉が多く、長く読みにくい文章になってしまいます。

 

冗長表現を減らして、読者に読みやす文章を書くテクニックを身につけましょう。

 

・冗長表現をスッキリ改善する8つの方法

 

冗長表現をスッキリ改善する8つの方法

  • 「の」の連続
  • 「という」「こと」の表現
  • 冗長な文末表現
  • 二重敬語
  • 二重否定
  • 同じ単語のくり返し
  • 同義語・類義語の重複
  • 不要な語句

 


 

・冗長表現とは  

 

冗長(じょうちょう)表現とは、文章中に無意味な言葉や表現が多く、意味が伝わりにくい表現を指します。

 

(例文)

利用することができる(冗長)

↓改善

利用できる

 

少しでも無駄を削ったほうが、伝わりやすい文章になります。

 


 

冗長表現をスッキリ改善する8つの方法

 

1. 「の」の連続  

 

(例文) 

おすすめのWebライターの講座 

↓ 改善

おすすめのWebライター講座

 

◎ポイント

  • 省略できる「の」をなくす
  • 動詞に置きかえる
  • 「である」に置きかえる
  • 「○○産」「○○製」などに置きかえる
  • 文章を2つに分ける

 

「の」を無くすことで、理解しやすい表現になりました。

 

 

2. 「という」「こと」の表現   

 

(例) 

「母親」や「父親」というものは娘が考えていることに見向きもしない 

↓ 改善

「母親」や「父親」は娘の考えに見向きもしない

 

◎ポイント

「という」や「こと」のほかに「など」や「のような(に)」の表現も、はっきりとした使う意図がない場合は、省くと読みやすくなります。

 

 

3. 冗長な文末表現   

 

(例文) 

読みやすい文章を書くことができる 

↓ 改善

読みやすい文章を書ける

 

◎ポイント

冗長な文末表現とは「~することができます」のように、まわりくどい言い方をすることです。

 

できる限り短い文末にして、テンポよく読める文章を心がけることが大切です。

 

 

4. 二重敬語   

 

(例文) 

させていただきます 

↓ 改善

いたします

 

お帰りになられました 

↓ 改善

お帰りになりました

 

◎ポイント

二重敬語とは、敬語を必要以上に重複して使うことです。

 

敬語表現は、ひとつの文につき1回が適切とされています。

過剰な敬語表現は、かえって悪い印象をあたえることがあります。

 

 

5. 二重否定   

 

(例文) 

工夫すれば文章が書けないわけではない 

↓ 改善

工夫すれば文章が書ける

 

条件が整えば、実現できないわけではない 

↓ 改善

条件が整えば実現できる

 

◎ポイント

二重否定を多用すると、まわりくどく伝わりにくい文章になります。

 

歯切れが悪く説得力に欠ける文章になるので、簡潔に伝わる文章に改善しましょう。

 

なるべく二重否定を避けて肯定文で表現することが、伝わりやすくなるポイントです。

 

 

6. 同じ単語のくり返し   

 

(例文) 

言葉を伝えるときに大切なのはシンプルな言葉で伝えることです。 

↓ 改善

言葉を伝えるときに大切なのはシンプルに伝えることです。

 

伝えたい言葉は、シンプルな言葉で表現することが大切です。 

↓ 改善

伝えたい言葉は、シンプルに表現することが大切です。

 

◎ポイント

同じ単語のくり返しも、まわりくどい表現になるために注意が必要です。

 

一文で同じ単語を繰り返す方法は、文法として誤りではありません。しかし、文章が長くなり読みづらさにつながるのです。

 

 

7. 同義語・類義語の重複   

 

(例文) 

帰宅中の帰り道で 

↓ 改善

帰宅途中の道で

 

頭痛が痛い 

↓ 改善

頭が痛い

 

◎ポイント

同義語・類義語の重複とは、同じような意味の言葉を重ねて使うことです。

 

同じ意味は重ねて使う必要がないので、どちらか1つを使うようにしましょう。

 

 

8.不要な語句   

 

(例文) 

基本的に朝食はご飯を食べています 

↓ 改善

朝食はご飯を食べています

 

◎ポイント

あってもなくても意味の通じる不要な語句も、省くとスッキリと読みやすい文章になります。

 

また、不要な「接続詞」や「形容詞」をなくすと伝わりやすい文章になります。

 


まとめ:文章ごとに意識することも大切ですが、文章全体の冗長表現に気をつけて改善すると、簡潔で伝わりやすい文章になります。


 

 


(参考資料)

【使いがちな8つの冗長表現】スッキリ改善!読みやすい文章にする方法

 

WEBライターは冗長表現に注意!改善できた3つの方法