日曜日に衆院選の投開票があった。

与党の過半数割れという結果は、私の考え方としては、健全な状態。

 

与党が数の力でゴリ押しできなくなると思われるので。

 

1.

第1党の自民党の内閣で、

予算もそうだし、法律もそうだが、与野党がしっかり議論して決めていってもらいたい。

立憲民主も、

揚げ足とり、批判だけ、ということではなく、しっかりした対応をとることで、

第1党になれるところにきているのではないだろうか。

 

2.

(1)

連立したいのであれば、選挙前に、合併することにして、

「連立政権」というのは、やめてもらいたい。

全ての政策に合意するならば、わざわざ2以上に分けている必要はないし、

合意できない政策があるならば、与党に入るべきではない。

 

(2)

正直、小選挙区に立候補した人の実績など全くわからずに投票した。

つまり、どの政党に属しているか?

これが投票の決め手となっている。

 

私のような人も多いとは言わないが、決して少なくないのでは、と思う。

そうすると、比例区にかぎらず小選挙区においても、所属政党が当落の決め手になっている可能性がある。

在任中に、離党したり、他の党に移ったり、ということもあるようだが、

離党するのであれば、議員辞職するのを原則にしてもらいたいくらい。

 

(3)

野党だと思って投票したのに、気づいたら与党に移っていた、というのは、だまされたという感覚になる。

これは、候補者個人の話だけでなく、政党についても同じ。

私は、自公の与党と、それ以外の野党という単純な分け方をベースに投票先を決めたが、

自公が過半数割れしたからといって、国民民主や、維新が、自公側に加わったら、詐欺に近いのでは、と思ってしまう。

ぜひ、次の選挙まで、政党別の議員数が変わらない状況を維持してもらいたい。

 

私個人としては、自民党が与党として活動し、法律などは、野党がそれこそ、「是々非々」で対応する、

というのがベストかな。野党の人たちが、大臣のポストに目がくらんでしまうのは嫌だ、、、、

 

3.

投票所の各記入台には、投票先のリストがあった。

比例区の「立憲民主」と「国民民主」、これらの略称がどちらも「民主」って、おかしくはないか?

略称も重複しないようにしてもらいたい。

 

 

今回の選挙は、自公が敗北という認識で良いと思っているが、政策云々ではなく、裏金とか旧統一教会とか、

そういうところから、こんな結果になったような気がする。

 

「瓜田に履を納れず」、「李下に冠を正さず」という言葉があるが、

政治家の人たちには、肝に銘じてもらいたいものだ。

 

少しでも世の中が良い方向に動いていくことを願って、政治の話は、しばらくお休み、、、