「366日」を最終回まで見終えた。

 

悪くはなかったが、良くもなかった、、、というのが私の感想。

 

意識を取り戻すかどうかわからない状態が続いて、それを乗り越えたら記憶障害、

というのが、ちょっと重い。

そして、転落して記憶が、、、という展開が、このクールだけで、「くるり」「9ボーダー」と合わせて3つ。

「アンメット」も主人公が記憶障害、「約束」も主人公が事件の前後の記憶があやふや、なども合わせると多すぎた。

 

前田光輝の、付き合って、別れて、付き合って、、、という展開が、前クール(?)のアイのない恋人たち、と同じ感じ。

 

主人公の昔の写真を、主人公に片思い(?)している同級生が持っているのが、「約束~16年目の真実~」と同じ、、、

 

要するに、知っている場面の、寄せ集めのような感じがしてしまった、ということ。

 

ちょっと、良かったのは、眞栄田 郷敦の転落のきっかけを作ってしまった子供の描写。

無かったら無かったで、気にならないような描写だったかもしれないが、

このあたりをきちんと描くと、少しだけ、丁寧に作られたドラマ、という感じがする、、、

 

私にとって最悪だったのが、ラストの、チャリティーコンサート以降。

気持ちはわからないでもないが、

・最後の演奏が終わって、他の演奏者とともに舞台上にいて、しかも、挨拶もしないまま、ステージを駆け降りる主人公。

・自分の楽器を友人に持たせたまま、どこかに行ってしまう主人公。

  しかも、二人は、結婚式の翌日に来てくれているのに、、、、

 

ドラマチックな場面ではあるが、もっと大人であってほしかった、、、