日曜日の個人指導の講師は、比較的、休みの融通が利くこともあり、結局、4~5年は続けたと思う。

その間、朝、実験室に行って実験装置をチェックするなどして、その後、バイトして、夕方から、実験室に行く、ということも多かったと思う。

 

その個人指導の講師は、毎回、4~5人くらいだが、日によってメンバーは違うし、それなりに入れ替わる。

その中の1人とは、私にしては珍しく仲良くなった。

 

日曜日のバイト後に、私が大学に戻らなくてもよい時などは、飲みに行ったりした。

彼と飲みに行くと、心地よく、酒が進み、二人で日本酒一升以上飲んだりもした。

とても、今では、考えられない。

 

日曜日のバイト後に、彼の親戚が所有している別荘に行ったことがある。

近所に、酒屋などがなく、買い物も車でないといけないようなところなので、

買いすぎと思うくらい、酒を買い込んだ。

途中、夕食を済ませてから、別荘にいったのだが、部屋でゴロゴロしながら、ひたすら飲み続け、買いすぎたと思った酒を全部飲み尽くしてしまった。ただ、それでは、物足りない。

しかし、買いにも行けない。最後は、二人で台所を漁り、料理酒に手を出したと記憶している。

 

その彼とも、疎遠になり、連絡先もわからなくなってしまった。

 

東日本大震災から数年後、新聞で彼の書いた書籍の紹介記事があった。

それをきっかけに彼の所属が分かったので、手紙を書いてみた。

その後、彼から電話があり、一度、飲みに行った。

彼と会うのは20年ぶりくらいだっただろう。

 

それを最後に彼とは連絡をとっていないが、また、酒を酌み交わしたいものである。

そのためにも、早く、肝機能を正常化させないと、、、、