黒崎祭④ | ヒロのブログ

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萌え話は基本アメ限にしてますが、申請はお気軽にどうぞ(^o^)同じ気配を感じて頂ければ大丈夫だと思います。たいした内容ではありませんが。そして腐ってますが。

最終回です(;_;)

裕は、峯太郎に「今度工場一緒に行かない?」と、最初で最後のお願いをします。

「俺にも、思い出ちょうだい?」

市井先生と暮らさなくとも、峯太郎がここを出ていく事をわかっているから。だから、一人でも生きていけるように思い出が欲しかった(のかな)

あー切ない…。

「飽きないね」
「ミネタも飽きないけど、工場も飽きないよ」


裕はミネタの重荷にはならないように、セクシャルな態度は決して見せずに、いつだって普通に接してきてたんだと思う。ゲイではない、友人としての峯太郎を尊重して。

でも反面、こんな風に言葉ではたくさんの想いをさらりと言ってのけてるんだよね。
過去にも「ミネタが俺の生き甲斐だからさ」とか、新しいクリニックでボロボロの峯太郎が「壊れそうだ」と言えば「ーー俺が支えるよ」って言ったり。なんでこんなに嫌味なく、さらりと、でも染みる言い方が出来るんだろう?愛か。

話がズレました。

夕方になり、日が沈み、工場に明かりが灯る。
あまりの綺麗さにテンション上げて喜ぶ峯太郎。でも裕は、切なげに工場を見ています。

「気温下がってきたな。そろそろ行こうか?」

峯太郎の言葉に、裕は大切なお願いをします。


裕「ねぇ、ミネタ。お願いがあるんだけど」
峯「なに?」
裕「抱き締めて」

峯太郎、とても真剣な眼差しで裕を見つめます。裕の気持ちに向き合わずに甘えてきてたけど、本当はちゃんとわかっていたんだよね(と、思いたい)

「一度だけ、抱き締めて」

切ない裕の顔。無言で見つめ合う二人。
峯太郎は強く頷くと、しっかりと裕を抱き締めます。

ぐっと抱き締める峯太郎の腕に、ただただ身を預ける裕。けして抱き締め返さない。その腕は下ろしたまま、峯太郎に抱き締められてます。切ないよー!



峯太郎に見えない裕の顔は、今にも泣き出しそうです。

峯太郎のぬくもりを心に刻み込んでいるかのようで…泣ける…。


綺麗で切ない。




峯太郎の肩にそっと手を掛けて体を離す裕。


「ありがと」

裕の言葉に、笑って離れる峯太郎。
なんかこの瞬間の空気に、男同士の友情のようなものを感じて、それって本当はとても素敵な事なんだけど、ここでのそれは余計に切ない。


「あれっ!?泣いてんの?」
わざとおちゃらけて言う裕。

峯「なーんで俺が泣くんだよ」
裕「なーんだ、つまんないの」
峯「(溜め息をひとつ吐いて)思うようにいかないなぁ!人生は」
裕「気付くの遅いんだよ」

鼻を啜る裕。

峯「なに、泣いてんの?」
裕「泣いてないよー」

いつものような二人で、笑い合うのがね…切ない。

その日の夜。出ていく為に荷造りをする峯太郎のいる部屋に背を向けて、一人ベッドの中、声を殺して裕は泣くのです。

どんだけ切ないんじゃー!
裕には幸せになってほしかぁ(ToT)

峯太郎が出ていった後。峯太郎のお父さんの恋人のスナックに集まる仲良しさん(笑)


皆で峯太郎に電話します。

裕「もしもし?元気?ちゃんと野菜食べてる?」
峯「野菜ジュースは…飲んでるよ」
裕「迷惑じゃなかったら、豚汁とか作りに行くよ?」
峯「うん」
後ろで葵が「今度こそ押し倒しちゃいなよ!」と楽しそうにチャチャを入れます(笑)

峯父「お父さんです」
葵「わかってるよー!」
笑いが溢れるスナック。

少しでも、この時だけでも、裕が心から笑える時があって良かった。

そんなこんなで、黒崎祭は終わります。お付き合い下さいまして本当にありがとうございました!

えーと、じゃ、次からは黒崎祭番外編に突入しまーす!(笑)

この「豚汁」がDVD特典「クレオパトラな男たち」台本に繋がるのですね!ふふふ(* ̄∇ ̄*)それでは黒崎祭番外編で♪