過去から何度か、別れを切り出したことはあった。
これまで別れる別れると言いつつも、彼の荷物だけはまとめることが出来なかった。
私は結構感情的に突っ走ってしまうところがあるけれど、どうしても荷物を片付けることだけは出来なかった。
感情的に、ほんの少しビニールにまとめては後日また引き出しに仕舞う...そんなアホなことばかり繰り返していた。
何となく、私の家から彼の荷物を片付けてしまうことで、本当の最後を迎えてしまうようで、今まではそこにだけ手をつけれなかった。
もしかしたら、そう思うきっかけは、数年前に以前の家を引っ越した時かもしれない。
引っ越し当初は、彼との関係も良好だったので、別れなど微塵も考えていなかった事から、もちろん彼の荷物も一緒に今の家に持ってきた。
荷物を全て運び終えた部屋を見て、ガランとした空間が少し寂しくて怖かった事を思い出す。
この部屋には良い事も嫌な事も色んな思い出があったな〜ってしみじみ感じたものだ。。
以前の家ほど、住んだ年数は経過していないけど、やはり思い出は存在している。
そこから彼の荷物が無くなることが、私の中で本当の終わりを迎えることに直結していたのかもしれない。で、荷物の片付けには手をつけることが出来ないでいた。
ただ今回はもう違う...
片付けるしかない状況になってしまった。
心がそこまで疲弊してしまった。
彼の言動に対して自分の気持ちを押し殺して、我慢して耐えることができなくなってしまった。
昨日から少しづつ彼の荷物をまとめている。。
もう本当に最後。決心しないと。前向かないと。