4月から支援級への転属が決まってすぐの授業参観。


さて、普通級か支援級か。

どちらの授業参観に行こうか?

できれば支援級の授業参観に出たいけど、学校として支援級に籍が無い保護者が支援級の授業を参観することは、どうなのかな?とも思ったので、前々日に欠席連絡をするついでに聞いてみました。


すると教頭先生が

「是非、支援級の方の授業に参加してください!」

と言われました。というのも、

「仲良しの子どもたちがいる空間での少人数の授業を是非経験してほしいので、前の1時間は出なくてもいいので、授業参観の1時間だけでも参加してもらえれば、これからに繋がりやすいと思うので」

とのこと。

そういうことなら…ということで、初めての支援級の授業参観に参加しました。


少し遅れて参加すると、教室にいた生徒は3人、先生は2人で、とても面白いゲームをやっていました。

少し広めの教室のあちこちの壁に1〜10までの数字の紙が貼ってあり、それを1から順番にタッチしていき、かかった時間を競う、というゲームでした。


遅れて行ったらすでに授業が始まっていた…ガーン

とならずに済んでひと安心ニコニコ


息子はタイムトライアルみたいなゲームが結構好きなので、先生の「○○くんもやる?」との声かけに素直に頷いていました。

息子がやる前に、1人がお手本を見せてくれたので、どこに何番が貼ってあるかをそこでチェックして、いざ息子の番!

「よーいスタート!」で走り始めた息子。


「ゲームでも何でもいいから、体を動かしてよ〜えーん

と日々思っている私はびっくり!!びっくり

こんなに簡単に走ってくれるのか!!


本人がすごく一生懸命やっていて、先生も「頑張ったね」と褒めてくれて、とてもいい雰囲気になったのを感じましたキラキラ

次に、もう1つゲームをやりました。じゃんけんをして負けたほうが足を開いていき、倒れた方が負け、というゲームです。息子は元気な声で「じゃんけんポン!」と言って、ゲームを楽しんでいましたニコニコ

そして、先生が「体がほぐれて温まってきたかな?じゃあそろそろ授業を始めようか」と声掛けをして、道徳の授業が始まりました。


テーマはタブレットを使ったメールのやり取りでの言葉選びについて、でした。


普通級では、教科書とノートを使って、先生が投げかけた質問に対してその答えを考えてノートに「書く」という授業の進め方でしたが、支援級では、教科書もノートも無し!

子どもたちは、先生が投げかけた質問に挙手をして意見をしっかり発表していました。

息子は発表が苦手なので、先生から「どうかな?」と投げかけられましたが発表はせず、「あとでママに伝える」と言ったそうです。

それでも、先生は「そっか。わかった。いいよ」と認めてくれる言葉がけをしてくれました。


授業中、常に子どもたちの意見を大切にしてくれて、しっかり拾ってくれる先生方の優しさが、本当にありがたかったです。


息子も、発表こそしないものの、しっかり先生や友だちの話を聞きながら、自分なりに考えていたようで、帰ってきてから答えを教えてくれました。


しっかり授業に参加している姿が久しぶりで、本当に嬉しくて泣けました泣


普通級のときは、周りが全く見えなくなるパーテーションを立てて、机に突っ伏していたり、ボーッとしていたりしていたので、「授業に参加している」というよりは、「ただそこにいるだけ」という感じで、

「これは、なんの意味があるんだろう?息子は、ただ苦痛を味わいに来てるだけなんじゃないかショボーン

と思ったくらいだったので。


授業が終わった後、担任の先生と少しお話しました。

「授業にノートは使わないんですね」

「はい。支援級には書くことが苦手な子が多くて、わー!っとなってしまう子もいるので、私は書くことよりも自分の意見を持って伝えることを大切にしています」

「そうですね。うちの子も書くことが苦手なので(笑)。道徳の授業は、書くことよりも考えることが目的ですもんね」

「そうですね」


確かに、教頭先生が以前話していた通り、子どもたちの個性に合わせた指導をしているんだなぁと感じられたので、支援級に通うことで、息子も学校に通うのが少しは楽しくなるんじゃないかな、と期待が持てましたラブラブ


また、少人数なのも息子にとっては良いことなので、少しでも友だちと過ごす時間が増えてくれたらいいな、と思います。


息子は早起きして頑張ったので、帰ってから「頑張ったね照れ」とギューッと抱きしめました。

息子も嬉しそうでしたニコニコ




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昨年10月に知能テストを受けて、その結果を踏まえた上で、支援級転属を視野に入れて、面談やテストを何度か受けてきました。


支援級への転属は、教育委員会の審議を経ないと認められないとのことなので、先月の審議の結果を待っていましたら、先日教育委員会の担当の方から連絡があり、とうとう転属が決定しました〜キラキラキラキラキラキラ



本人に伝えると、「やった!!」と喜んでいました。

伝えてすぐの反応だったので、本当に嬉しかったんでしょう。

私もそれを見て嬉しかったですニコニコ



昨年の夏休み前から動いてきたので、正直長かったですが、息子の嬉しそうな顔を見て、頑張ってきて良かったなぁと思いました。


実際に支援級に入るのは4月からですが、昨年末くらいから支援級にお邪魔させて頂いているので、4月までの間により慣れてくれるといいなぁと思いますが、焦りは禁物です。気をつけないと…笑



不登校のゴールは学校に登校できるようになること一択ではないと思いますが、息子の様子を見ていると、学校で過ごすことが全て嫌な訳ではないようなので、息子にとっては学校に行くことも1つゴールなのだと思っています。


なぜかというと、先日も事務室の先生に挨拶だけして帰るつもりだったのですが、事務室に行く間に、今、籍のある普通クラスの友だちが声をかけてくれて楽しそうに話をしていたし、その後向かった動物ゾーンに行く途中でも、支援級の子たちがワーっと来てくれて挨拶してくれたり、同じく支援級で気の合う子を見つけたら、自ら駆け寄っていって話をしたりしていたし、

何より帰るときに

「今日は楽しかったな。友だちにいっぱい会えたから」

って話していたので、学校で過ごすこと自体が嫌なわけではないんだな、と感じられたんです。


あとは、学校で過ごすことにもう少し意識を向けられたらいいな、と思うので、地道にコツコツ、送迎頑張りたいと思います。

自分の時間を大切にしながら笑




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①の投稿では、子どもの居場所がないから作らないと!!というお話を書きました。


参加者の方で、最近我が子二人が不登校になり、ダブル不登校はしんどいし、勉強も進路も心配…という方がいました。


私も無理やり行かせようとしていたときは、しんどかったです。

でも、「生きててくれたらいい」って少しでも思えたら、随分楽になりました。


そこに辿り着くまでには、相当長い葛藤期間がありました。

子どもが行けないことが信じられず、

「私の育て方が間違っていたのか?」

「なんで行けないんだ?」

「何が原因なんだ?」

と、毎日ぐるぐると答えのない問いを自分に投げかけていました。


おまけに子どもはずーっとゲームをやっていて、こちらの事はお構いなし。

「はぁーーーーーーダッシュ嫌になっちゃうよチーン

「こっちの気も知らないで毎日楽しそうでいいねぇ」

とも思っていました。


そして、「いつまで続くんだろう?」と先が見えない事が不安でした。



でも、あるきっかけでやりたいことが見つかってからは、水を得た魚のように、図書館に行って興味のある本を借りてきたり、語学の勉強をしてみたり、ネットで調べ物をしてレポートのようなものにまとめたりしていました。


これは4年生から不登校になったうちの三女の話ですが、やりたいことが決まると、子どもは勝手に動き出します。


学校が嫌いだった長女も、好きなダンスを学べる学校に中学卒業後の進路を定めて、頑張っていました。


もちろん、「将来それで稼げるのか」とか、「食べていけるのか」とかいう心配を、全くしなかったわけではないです。


でもとにかくその時は、やりたいことを、楽しいと思えることを全力でやって欲しいと思いました。

一度きりの人生、楽しまなきゃ損ですから。


お悩みの参加者の方のお子さんも、大好きなことがあるそうです。

でも、やはり「そんなことで稼げるようになる訳ない」と思うから、心配だと仰っていました。


うんうん。わかる。


でも「稼げるか稼げないか」より「やりたいかやりたくないか」の方が大事だと思います。

「やりたいことで稼ぎたい!!」と子ども自身が考えれば、稼ぐためにはどうしたらいいのか、を考え始めます。やりたいことを貫くために、それを仕事にしない、という選択肢もあるでしょう。


現にうちの長女は、ダンスの学校に入ってしばらくしたら「ダンスの専門学校に入ったからって、ダンスで稼がなくてもいいよね?」と言っていました爆笑私は「うん。いいよ」と言いました。

内心は「え〜…」という気持ちがゼロではありませんでしたが。

で、結局今は服飾の学校に通っています爆笑



親として、どんなにちゃんとしたいい子に育ってほしいと思っても、子どもは子ども、一人の別人格の人間です。その子の人生はその子だけのものですから、いくら親がいろいろ言ったって、どうにもならないんです。

そもそも、親が考えるいい子と子どもが考えるいい子は違うんですから。


でも、「行きたくない」って言えたことは素晴らしいことです。お子さんの勇気も素晴らしいし、言える環境を作れた親御さんも素晴らしいです。


そして「生きてりゃ何とかなる」です。


本人にとっては死ぬほどつらいのに、無理やり学校に行かせて、二度と会えなくなるのは嫌ですから、

それなら、居心地のいいお家でゆっくり好きなことして、たまには出掛けたりして、エネルギーをためて、また外に出ていけばいいんです。

生きてさえいれば、いつからだって頑張れるし、やり直しだってできます。


だから「生きててくれたらいい」と思って、学校に無理やり行かせたり、連れて行ったり、勉強しなさいって言ったりせずに(笑)、子どもがやることを見守ってあげてくださいねニコニコ(とはいえ、それがなかなか難しい爆笑)

安心できる場があれば、必ず飛び立っていきますから。



「生きてさえいればいい」というところまで、100%到達してるか、というと私もまだまだですが、

でも、それくらいの気持ちで接したほうがお互いに楽だと思います。

自分も大切にしつつ、子どもを信じて、成長を見守っていきましょうニコニコ