映画『夢見る小学校』を観てきました。
『きのくに子どもの村学園』という小中一貫校のお話です。
ここでは、いわゆる国語・算数・理科・社会という科目の授業はありません。
プロジェクトという探究学習が中心なんです。
それが、とっても面白そうで…。
あんまり書くとネタバレしてしまうので書きませんが、テーマをみんなで決めて、それについてとにかくとことん学び、実践するんです。
その学びの場面がたくさん出てくるのですが、
とにかく子どもたちが生き生きしていて、目がキラキラしていて、本当に楽しそうに学んでいるんです。
プロジェクトを成功させるためには、たくさんの知識が必要で、その知識の中に算数や歴史、コミュニケーションや理科の要素が入ってくるんです。
失敗もたくさんするそうなのですが、その失敗を体験することも、とっても大切だってお話でした。
他にも長野県の伊那市立伊那小学校では、60年も前から通知表が無くて、さらに子どもたちの自主性に任せる教育を実践しているそうで、世田谷区立桜丘中学校では、校則を撤廃して、
①礼儀を大切にする
②出会いを大切にする
③自分を大切にする
のたったの3つだけにしたそうです。
また、定期テストも廃止して、その代わり毎日小テストをやって、知識を定着させているようです。
教育の主役は子どもたちです。
先生や社会、国のお役人ではありません。
子どもたちが、どうしたらのびのびと学べるか。
どうしたら自分で考えられるようになるか。
トップダウンの教育はもう終わりにして、子どもたちから学ぶ、または対等な関係を作って共に学んでいける学校が増えたらいいな、と思います。
うちの子たちもそういう学校だったら、もっと勉強してたかな