昨日、長女(20)の合格通知が送られてきました。
無事合格できて何よりです
長女は、幼稚園のときには
「寄り道が多いですね〜」と言われ、
何か興味があることがあると、その時やっていたことを放り出して、そっちにすぐ行ってしまい、なかなかこちらのやってほしいことを完結してくれないっていうことがよくありました。
小学校のときの授業参観では、みんなが帰りの支度をしているのに、まだ5時間目の教科書や筆箱が机の上に置いてあり、なかなかランドセルを取りに行かない、ということもあり、その様子を見ながら、恥ずかしいやらイライラするやらで心がワサワサしていました。
その当時の担任の先生にそのことを相談すると
「お母さん、そういう性格は大人になっても治らないので、諦めてください」と、ご自身の子育て経験とともに、笑顔で言われました。
なので、今でもそういう傾向はあります(笑)。
長女はその名の通り、私たち夫婦に取って一番初めの子どもなので、当たり前ですが、何をするのも初めてになります。
幼稚園入園も小学校入学・卒業、中学校入学・卒業、進路選択からの入試、高校入学・卒業、その後の進路選択…。
ぜ〜んぶ長女が初めて。
だから、何が正解なのか、全くわかりません。
幼稚園は、近所でよく遊んでいる友だちが行っている所にしました。
小学校、中学校は学区に従い…あ
一度転校したのですが、その時は宿泊学習があったので、少し前の学校に越境通学していました。
さぁ、高校受験
というときには、私にとっても娘にとっても試練がおそいかかりました。
その時の話はこちらから
今でこそ専門的な知識を学びながら、高校卒業資格も取れる学校はたくさんありますけど、長女が受験生だった頃は、本当にそういう学校が無くて…。
それに、そんな進路選択をする同級生もいなくて…。
でも、長女にはそこが一番行きたいところだったので、担任の先生からも最後に「本当にいいんですか?」と確認されましたけど、「良いんです」と言ってそこに行きました。
この時点で「うちの娘は、新しい進路選択の開拓者だなぁ」って感じていました。
でも、通っている間にも『寄り道』の癖は出てきていて
「ダンスの仕事に就かなくてもいい?」
と聞かれたことがありました。
「もちろん、いいよ」と答えました。
彼女の人生ですから、好きに生きたらいい、と思ったので。
その後、高校卒業はしたものの、進学することはなく、フリーターをしながら、ダンスのレッスンに行ってみたり、好きなデザイナーさんに会いに行ったりしていました。
で、今回の受験
今回、20歳で受験することにしたのは、
今、インターンとして働いている場所で、もっと技術を磨いて、知識も増やして、そこで役に立ちたいから。
ということらしいです。
何度か「(受験を)やめようかなぁ」と言っていたこともありましたが、仕事をすればするほど、いろいろなことを経験すればするほど、「もっとやりたい」「もっと役に立ちたい」という気持ちが出て来たようで、今回、受験することにしたみたいです。
私は
「勉強はしたいときにいつでもできる」
と心から思ってはいますが、
じゃあ、心理学を学ぶために、自分はもう一度受験して大学に入り直すか、と問われると、今はそうは思わないですし、受験生のツラさをもう一度味わう気にはなれません…。
だから、娘ながら長女を尊敬しています
学びたいから受験する。
そんな当たり前だけど難しいことに挑戦して、見事やり遂げたので。
これからも寄り道はするかもしれませんが、それが長女の人生だし、一人の人間だけど、いろんなことができるってすごいことですよね
そして、そんな姿を妹や弟に見せてくれているおかげで、みんなが好きなことを探したり、追い続けたりできています。
本当にありがたいし、頼もしい存在です。
これからも応援していきます。