うちの子たち、上の2人は義務教育を終えています。

不登校ガールの三女は、あと数か月で中学卒業です。



上の2人は、全日制の高校には行きませんでした。



長女は、学校というものが好きではなく、学校が安心安全な場所ではなくなり、中2の頃から壊れ始めてたんです。だから、少しでも好きなことや興味のあることが学べる学校に進んでほしくて、中2の終わりにあちこちの通信制や専門学校に資料請求をしました。


今でこそ、高卒も取れてゲームやらプログラミングやらダンスやら料理やらの専門的な学びもできる専門学校はたくさんありますが、長女が進路選択をした当時、5年前にはほとんどそんな学校が無かったんですショボーン

あったのは、高校卒業してからでないと行けないところばかりでした。


長女と一緒に説明会に行った学校は、その数少ない中の1校で、実際に行ったらピンと来たのでしょう。目をキラキラさせて「ここに行きたい!!ラブ」と。

経済的なことがちょっと引っかかりましたが、でも長女がせっかくやる気になったので、行かせてあげることにしました。


でも、そこに行くと決めた長女の担任の先生からは、最後の最後に「本当にここでいいんですか?」と確認されました。

当時は珍しかったのでね、そういう学校に行く子が。私は「本人が行きたいと言ってるので、いいんです」

と伝えました。


余談ですが、そこでの経験やご縁が、今に繋がっているので、行かせて良かったな、と思っていますおねがい




次女のときは、はじめっから通信制狙いで、

「受験勉強をしないで入れるところ」

を条件に高校を探しました爆笑


担任の先生との面談では

「将来どうするんだ。ちゃんと就職しないと大変だぞ」

「就職したら、福利厚生とかボーナスとかいいこといっぱいあるぞ」

担任の先生は、

「いい高校に入っていい大学に入っていい会社に入れば人生幸せ」とか

「通信制高校じゃ将来が心配」

みたいな考え方なんだなぁ、と感じました。


先生にいろいろ言われても、私と次女は

「はぁ…」みたいな反応をするしかなくて。

私は「娘が決めたことは応援する」と決めていたので、先生に何を言われようが、希望を変えるつもりはありませんでした。


で、そんな次女もアルバイトと学校をしっかりと両立して、3年の前期ですべての単位を取ってしまいました。

大学は「やりたい事が見つかっていないから」と進学することは止めて、自分の本当にやりたいことを探すのだそうです。




で、三女です。

三女も高校の先の進路のために、アルバイトをしてお金を貯めたいということで、通信制高校狙い。

コロナ禍のせいか、時代なのかはわかりませんが、通信制高校を選択する子も多いみたいで、特に何も言われませんでした。


それに不登校ガールなので、進路担当の先生が、なるべく勉強の負担を少なくしてくれようと考えてくれて、志望した高校の担当の先生といろいろやり取りしてくれたみたいです。


そんな話もPTAで学校に行ったときに聞きました。



で、めでたく合格キラキラキラキラキラキラ




ホントに少しの間ですが、いろんなことが変わりました。

世間的にも学校の対応も。


多様性を認めて、どの子にも平等に学ぶ機会が与えられる。進路選択の自由がある。

そんな社会を本当の意味で実現してほしいと思います。