昨日、今日と立て続けにオンライン授業やホームルームをやっている学校や先生の話を聞いた。

昨日は新渡戸文化小中学校、高等学校の先生のお話。
新渡戸文化小中学校のHPはこちら
同じく新渡戸文化高等学校のHPはこちら

今日はオンラインホームルームをやっている蓑手先生のお話。
蓑手先生の記事はこちら


どちらにも共通していたのは

子どもの安心・安全な居場所作りが最優先であること。

今まではそれが学校の教室だったのかもしれないけど、それが今は無理だから、オンラインでそういう場を作る。

そして、勉強や課題はその環境が整ってからやる。

勉強も、いきなり課題をやらせるのではなく、
子どもたちそれぞれが好きなもの、興味のあるものからやる。
強制しない。否定もしない。
やらなくてもいい。
ゲームでも運動でも料理でも絵を描くでも何でも良い。
そして、子どもから共有されたことに対しては、他の生徒や先生が必ずリアクションをする。

これが徹底されることで、安心・安全な場が確保されて、子どもたちが学ぶことを楽しめているのです。


学びって本来は楽しいもので。
自分の疑問が解決したり、より簡単にできるやり方を知れたり、新しい発見があったりしますよね。

でも、ただ与えられた課題をやるだけじゃ、その楽しさは味わえない。
できなかったら「自分はダメな人間だ」という意識を植え付けることになってしまう。
保護者も「出された課題はやらせなきゃアセアセ」と焦って、無駄に怒ってしまう。
先が見えない不安も相まって、その結果は散々でしょうねえーん

そんなことで、学校に行きたくなるでしょうか?

私はそうは思いません。


基礎学力は生きていく上で、もちろん必要な力です。
でも、それって課題をやれば身に付くのでしょうか?

例えばですが、
うちは三姉妹の期間が長かったのですが、
おやつの時間に平等におやつを分けるために÷3だけは、とても早くできるようになりました。

小1の息子は、ゲームや動画を見ながら、沢山の漢字が読めるようになりました。

そうやって、生活の中でも学べます。
好きなことがあれば、それに関係することを調べる、というだけでも十分勉強です。

苦労が伴わなければ勉強じゃない!!
という時代は平成で終わりにしましょう。

子どもの好きなことを否定せず、ちゃんと向き合う。
一緒にやってみる、調べる。
そして「できたね照れ」と笑顔で伝える。
そういう親子関係を作っていけたらいいな、と思います爆笑

時間のあるこの時期だからこそ、チャレンジしてみましょうルンルン

それから私は、先生に文句を言うのではなく、対話していきたいなぁと思っています。
積極的に思いを伝えていきたいと思います。