5月4日の日経新聞の勤務間インターバル制度に対する助成金に関する記事が掲載されていました。
「勤務間インターバル制」~耳慣れない言葉かもしれませんね。
これは退社から翌日の出社まで、一定時間以上の間隔を確保する制度です。
EUで導入された制度で、加盟国に対して11時間以上のインターバルを義務付けています。
経験のある方も多いと思いますが、仕事が深夜に及び、終電またはタクシーで帰宅、少しの睡眠をとってまた出社という勤務状況が、心身ともに疲弊し、頭もぼーっとしてきます。
労働時間の長さに単純にワクをはめるとか、、ノー残業デーを設けるといったことより、この方が有効かもしれません。
もちろん、どちらかを選ぶという筋合いのものではありませんが。
インターバルをどのぐらいにするかはこれから詰めるということです。
EUでは11時間ですが、日本ではどのぐらいが適当ですかね。
通勤時間の長さを考えるとEUより長くすべしという議論も出そうですが、当然限界もありますわね。
また、EUのように義務化するところまではいかず、助成金によって導入を促進するという方策を取るとのことです。
新しい施策を入れるときによく取られるやり方です。
既存の「職場意識改善助成金」の拡充ということになるようで、実施は2017年度の予定。
注目ですね。
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