じてんしゃのみせ 道(タオ)さんにクロンダイクVを注文入れて納車されてから気付いたら2年が過ぎていました。

 

動画を漁りながら苦労する日々(笑)2件ほど「最初の1年は大して何もできない」ってコメントしてるのを見つけ、心の糧に続けてました。

 

自転車乗りだす前は一切運動してなかったのもあって、最初の1年が経過した時あたりのメモを見ましたら、まだまだぎこちない雰囲気が。(今もお話しになってないのですけど…) オットピ練習を始めてて、とにかく数こなそうとしてる感じ。 

 

「あ、なんか乗れてきたかな?」って思い出したのは今年の春先の事だったので、それなりに軌道に乗り出すのに1年半はかかってますね。 特段、何が得意とか一切ないのですけど。

 

私の場合、お客さんで、今は乗ってないものの、若いころは富士山の麓まで練習に通ってたという方がいらしてて、たまに来ると「カニ歩き」とか、私がカニ歩きだいぶ出来るようになりましたよ~って話すと「後輪ホップで一周」とか言い残して去っていくんですよ(笑) それってYouTubeのいわゆるハウツー動画では出てきませんよね。 だからこそトレーニングでやってました。

「カニ歩き」「(前輪を中心にして)後輪ホップで一周」は、基礎力として絶大な効果ありました。

いわゆるシーソースタンディングってイマイチしっくりこなくてダメだったんですけど、カニ歩きじっくりやってたら何て事もない動作(リラックスしてできる意)になりました。 シーソーで四苦八苦してらっしゃる方でしたら、カニ歩きで5mくらいを3往復目標にすると、実用として活きますよ。つまりシーソースタンディングの練習不要です。 コツは舗装路上でなく、土の上でやる。安定しやすいのです。

 

「後輪ホップで一周」は何となく苦手で避けてたのですけど、春先に少し馴染んできたかも?って思い出したころに、逃げてたらやばいな…と日ごろの練習の一環にしました。 これは後輪を小さなホップで安定させるのとか、全体の雰囲気に力まずに済むようになるきっかけでした。 これも右回り左回り3周ずつできればかなりのものだと思います。

 

そういうのこなしてたら、スタンディングスティル自体に無理が無くなりました。ってか経験的にスタンディングはただの苦行です。やっぱ動いてこそ楽しいものだと(笑)

 

まだ乗り出したばかりでスタンディングままならない同志の方、「カニ歩き」「後輪ホップで一周」を日ごろのメニューに追加してみてください。 ご自身が納得できるまでになったら単独でそれらの練習する必要は一切ありませんし、色々良い事ありますよ!(なにせ動作中に自然に使ってる事ですから、他の練習動作で、結果こなしてる事になります)

 

あと、スタンディングスティル練習はそこそこにして、オットピやフェデリックの練習入っちゃうのも結果良かったです。 動作する前にスタンディングしなきゃならないのですが、動作前のものは「セット」と言ってスタンディングスティルとは完全なる別物で、これこそが練習大事でいつまでも苦労するものだなぁと日々痛感してます。 セットが出来なくて本題の練習は入れない日々が続くのもなかなか泣けますよ(笑)


ちなみに「カニ歩き」「後輪ホップで一周」を教えてくれたお客さん、ある日ボソッと「こんなじゃなかったはずだ」と。私がまたやりましょうよ!なんて言ってたら引っ張り出して乗ってみたらしいです。いい感じですね!