現代はすごくて素晴らしい歪みペダルが盛りだくさんあって、どれも良い音ですし存在感しっかりあって選ぶのも所有するのもとても楽しくて充実した時代です。

だからこそベーシックなペダルを今一度見つめてはいかがでしょう? 

ピッキングのレスポンスが素直に感じられるセッティングで心地よい暖かみを感じるオーバードライブ。 ホッとする安心感を得られつつ、弾き手が頑張った分が、頑張った分音に乗るオーバードライブ。 

 

バンド向けってよりは、ループサンプラー使って、一人で自分自身の素養の深堀りをするのにおすすめしやすい、全国どこでも手に入る定番品を今回は紹介します。


BOSS SD-1

今回の紹介品の内、SD-1を選ぶなら、現行品がめちゃくちゃおすすめです。是非行きつけのお店で今の新品買ってください。買って家に持って帰って弾いてみれば理解できるはず。 そもそもビックリお手頃価格ですしね。

Ibanez TS808

少しお高いですが現行品(おおむね2000年以降であれば)であれば今回の主旨ならばTS9よりTS808をおすすめします。 ボスのODか、チューブスクリーマーか、どちらかがしっくりくるものですよね。 

 

MAXON OD9


名品チューブスクリーマーを生み出したのは松本市島内、西友裏辺りにある日伸音波製作所MAXONであるのは良く知られたところです。 このOD9は品番から想像した通りの音色。 世界中のエレキギター弾きを虜にするペダルは松本から世界へ送られて行ったのですね! ちなみに現行品のIbanez TS808 とMAXON  OD9 の決定的な違いはIbanezは昔ながらのバッファードバイパス、OD9はトゥルーバイパスで、そこから来るそもそものトーンの雰囲気ですね。

オグチHP MAXON OD9の紹介はこちら

erectro-harmonix  SOUL FOOD


これは鳴り物入りで発売されたのが懐かしいですね! 裏フタ開けて基盤内のとても小さいスイッチでバッファードバイパスとトゥルーバイパスを切り替えられるのが面白くて、トゥルーバイパス時の素朴な歪み感は、OD、TSに続く第3のオーバードライブとしていかが?と思っています。

オグチHPのエレハモSOUL FOOD紹介はこちら

 

そして近年の日本のエフェクターブランドと言えばLep Internationalレップインターナショナルですね。
One Control Strawberry Red Overdrive

メーカーの説明は超長いですが、上記のペダルたちに通じるホッとする部分をベーシックに持ってるオリジナルな歪みペダルで、4ノブに進化しました。 この大きさで電池も入るってのがとても優秀です。 やっぱ電池入って欲しい!

オグチHPのOne Control  Strawberry Red Overdriveの紹介はこちら

 

最後は同じくレップさんの

Animals Pedal Major Overdrive

これかなり面白いペダルです。 回路はかなりシンプルだったと思います。 Skreddy Pedalによる回路デザインです。 触れ込みは80年代ハイゲインマーシャル風なんですけど、もちろんそういったアグレッシブなトーン持っているしそういう音作りがメインで持ち味なのですが、ベーシックな部分にホッとするもの持ち合わせてるんですね。 そういった意味合いでとても奥深いペダルです。 これはもっと評価されても良いと常々思っています。 

オグチHPのAnimals Pedal Major Overdriveの紹介はこちら

 

これらシンプルなオーバードライブたちの持ち味を堪能するセッティングのコツは、歪ませ過ぎない事。

楽に弾けちゃうくらい歪ませたら面白くないです。 真空管アンプだって歪ませ過ぎない方が断然奥行きや彩りが華やかに出てきますよね。 それと全く同じで、あとは弾き手の技量。 結構きちんと弦を弾かないと(はじくって表現は間違ってますよね)いけまんせんが、運良く、おお!って思える発音が出来たらならそれが運任せでなく確実に出来るように弾き続けていると音を出すことがめちゃくちゃ楽しくなるはずです。


シンプルなオーバードライブ、、、気になったらぜひ(株)ミュージックプラザオグチ 松本駅前店でご購入下さい!