下町育ちの馬券王 ~JRA全重賞予想大会・一口所有馬近況~ -9ページ目

第62回阪神大賞典(GⅡ)

 古馬の大将ゴールドシップが岩田を乗せても醜態を晒してしまうのか。



■阪神11R(15:35)・第62回阪神大賞典(GⅡ)
◎⑥サトノノブレス
○②バンデ
▲①ゴールドシップ
△⑧アドマイヤラクティ


三連複⑥軸 ①・②・⑧ 計3点



 ◎⑥サトノノブレス。菊花賞以来だった前走の日経新春杯はプラス20キロでデビュー10戦目で初めて逃げの競馬となった。鞍上のルメールが絶妙に12秒台のラップを刻むペースで1000m通過が60秒4。2,3着馬が中団に位置していた馬だったことを考えると完全な前残りの馬場ではなかったことは評価できる。距離については2走前の菊花賞で2着。エピファネイアに5馬身つけられた完敗だったが、逃げ残った②バンデを捕まえることが点は救い。中間はノーザンファームしがらきに放牧で今月上旬の帰厩から安定して時計を出しており、増加した馬体に筋肉を纏っている。鞍上は岩田が①ゴールドシップに代打騎乗するために本番の天皇賞でも騎乗ができる浜中を確保。阪神コースは距離が大幅に異なるが、昨年の若葉Sと神戸新聞杯で3着。本質的には中距離馬だが少頭数の役不足の面々で充実期を迎えた今なら距離そのものは克服できる。



 ○②バンデ。昨年9月の兵庫特別(3歳以上1000万下)を経て菊花賞に参戦。鞍上を松田に固定して不良馬場の中、逃げて能力を出し切った3着だった。終始マークをされて直線の入り口で早めにエピファネイアに捕らえられてしまったが、キツい流れの中でもすぐに垂れることなく疾走。兵庫特別や前走の御堂筋Sを年長馬相手に一発でクリアできているだけに能力はオープンクラス。陣営からはあくまでも力を試す意味での参戦と前置きがあるが、人気の①ゴールドシップが58キロに対して本馬は55キロ。半兄に08年ドバイシーマクラシック3着や07,08年の香港ヴァーズ連覇などの実績があるドクターディーノ(仏国)がおり、血統背景のスタミナ面ではメンバートップ。同型馬不在で縦長の展開になれば、後続勢をかく乱できる。



 ▲①ゴールドシップ。先月の京都記念で人気だったジェンティルドンナ(単勝1,6倍)は6着に敗れたが昨年のジャパンカップの内容を見れば、年齢によるパフォーマンスの低下は否めず過剰人気だったことは事前にわかるもの(予想では2番手の○評価)だった。本馬も昨年の阪神大賞典までGⅠ2勝を含む重賞4連勝を決めたが、その後から不穏な空気が立ち込めてきた。春の天皇賞(単勝1,3倍で5着)、京都大賞典(単勝1,2倍で5着)、ジャパンカップ(単勝3,4倍の2人気で15着)。展開や馬場が合わないなどGⅠ4勝馬らしくない敗因が飛び交った。前走の有馬記念はこれまでの主戦であったウチパクをクビにする荒行でムーアを起用して3着。やや信頼を取り戻しつつあるものの、勝ったオルフェーヴルからは1秒5の差をつけられてしまい、1年の休養明けで叩き2走目のウインバリアシオンにも先着を許すもので決して褒められるものではなかった。昨年の阪神大賞典や宝塚記念を勝っている阪神に変わるのは好材料だが、それほどまでに傷んでいない馬場で過剰人気に突っ込むほどの愚行はできない。あくまでも評価は3番手だが、大崩れがあっても驚くことはない。



三連複⑥軸 ①・②・⑧ 計3点


 

 古馬王道路線の天皇賞は本レースの出走馬以外に京都記念を勝ったデスペラードが直行予定。また日経賞を経由するウインバリアシオンと休養から美浦で時計を出しているフェノーメノあたりが有力となる。



 傾向としてはオルフェーヴルの逸走があった一昨年にしても2着を確保でとにかく堅い決着が多い。過去10年で1人気は9頭が馬券に絡んでおり、毎年少頭数の開催となるものの7人気以下の馬券絡みはなし。三連複万馬券も当然皆無で8回が30倍以下の配当となっている。



 馬券は人気3頭の①②⑥の組み合わせが3,5倍となれば手広く買うことはできない。本来であれば見送るレースだが、絞りやすさもあって資金を分配して三連複3点勝負と単勝で推奨する。三連複①②⑥(60%)、①⑥⑧(25%)、②⑥⑧(15%)

第63回スプリングS(GⅡ)

■中山11R(15:45)・第63回スプリングS(GⅡ)
◎③ベルキャニオン
○⑩クラリティシチー
▲②ロザギガンティア
△①サクラエール
△④アジアエクスプレス
△⑥ミッキーデータ
☆⑧ウインマーレライ
☆⑮ナスノアオバ


三連複③軸 ①・②・④・⑥・⑧・⑩・⑮ 計21点


 ◎③ベルキャニオン。デビューから4戦してここまでオール連対。ホープフルS、共同通信杯の2戦が共に勝ち馬とわずかな着差だったことからも重賞で充分に通用する下地がある。全兄カミノタサハラは昨年の弥生賞を伏兵人気で制覇。また全兄マウントシャスタも現在オープン馬で活躍中と筋金入りの良血馬。現在の本賞金1,150万のままでは皐月賞出走の当落線上。今回は3着であっても良いから是が非でも出走権利が欲しい1頭でその意気込みを狙いたい。制裁王のユウイチは騎乗停止明けだった昨日のファルコンS@タガノグランパでいきなり今季重賞初制覇。デビュー2年目からの18年連続重賞勝利を達成した。昨年はエピファネイアで菊花賞を制して初クラシックも手に入れたが、今年はまだクラシックのお手馬が不在で前走の共同通信杯から騎乗している本馬への思い入れも強い。


三連複③軸 ①・②・④・⑥・⑧・⑩・⑮ 計21点


 時間の都合上、本命馬のみの解説となりました。


 2歳王者④アジアエクスプレスは史上初めて初芝挑戦でGⅠを制することができた。2歳限定戦だからこそ出来る芸当だったが、事前に川崎の交流ダートGⅠを除外になったことが功を奏した。今回はメンバーレベルが上がって距離に対応できるかどうかが焦点となる。朝日杯FSの勝ち時計1分34秒7は平年よりはやや遅く、前日のミッキーアイルが制したひいらぎ賞に0秒5劣る点が気掛かり。また2年前に2歳王者アルフレードを管理していた手塚調教師はその後NHKマイルで2着の好走があったものの、年明け初戦の本レースの仕上げが思うように行かず、自身自ら反省の弁を述べていることもあって賞金を手にしているだけに仕上げには疑問が残るため押さえまで。


 馬券は◎からのながしと人気馬中心の◎-○▲△△△の10点も追加で厚く勝負する。


◇昨日土曜の的中馬券
中京12R 鈴鹿特別(4歳以上1000万下)
三連複⑩⑬⑮ 62.8倍×100


20140322中京12


◇昨日土曜の予想結果
■第28回ファルコンS(GⅢ)
1着1人▲⑬タガノグランパ
2着3人○⑥サトノルパン
3着11人×④アルマエルナト
4着7人×ベルルミエール
5着5人△⑧タガノブルグ
6着2人◎⑭ショウナンアチーヴ
ハズレ・三連複128.4倍(21点)


■主な的中と過去2カ月の◎
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
14.01.25/京都牝馬S…三連複24.7倍的中(21点)
14.01.19/日経新春杯…三連複13.8倍的中(21点)
14.01.12/シンザン記…三連複9.7倍的中(10点)
13.12.22/有馬記念 …三連複14.2倍(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


03.22×ファルコンS 6着/2人…ショウナンアチーヴ
03.21○フラワーC 2着/6人…パシフィックギャル
03.16×フィリーズR 8着/3人…ヤマノフェアリー
03.09◎弥生賞  1着/1人…トゥザワールド
03.08×オーシャンS12着/4人…レオンビスティー
02.23×フェブラリS 6着/5人…ワンダーアキュート
02.23×小倉大賞典  5着/2人…アロマティコ
02.16○京都記念  2着/2人…トーセンラー
02.09○きさらぎ賞  2着/1人…バンドワゴン
02.02×根岸S  4着/1人…ブライトライン
01.26×AJCC  12着/4人…ダノンバラード
01.25◎京都牝馬S  1着/2人…ウリウリ
01.19◎日経新春杯  1着/2人…サトノノブレス
01.12◎シンザン記念 1着/1人…ミッキーアイル
01.05○京都金杯  2着/1人…オースミナイン

※◎1着,○2着,△3着

土曜の的中馬券

◇土曜の的中馬券
中京12R 鈴鹿特別(4歳以上1000万下)
三連複⑩⑬⑮ 62.8倍×100


20140322中京12

第28回ファルコンS(GⅢ)

 昨日金曜のフラワーカップは○◎△の印上位4番手で決着して三連複77,5倍的中!春競馬本格化を前に三連休はJRAからの引き出し作業に取り掛かる。


■中京11R(15:35)・第28回ファルコンS(GⅢ)
◎⑭ショウナンアチーヴ
○⑥サトノルパン
▲⑬タガノグランパ
△⑧タガノブルグ
△⑨カラダレジェンド
△②ネロ
☆⑤シゲルカガ
☆⑦ダンツブロード


三連複⑭軸 ②・③・⑤・⑥・⑦・⑧・⑬ 計21点


 ◎⑭ショウナンアチーヴ。朝日杯上位3頭が年明け初戦で偶然にも今週それぞれ(他にスプリングS、若葉S)のレースに出走する。どれも人気になりそうだが一番信頼できるのが、前走から1ハロン短縮で臨む本馬。多少仕掛けの早さが災いしてしまい、外から併せてきたアジアエクスプレスに先着を許したが2走前のからまつ賞を見ると使える足は一瞬。ロスなくインコースを立ち回って、ラスト200mで前と横が詰まり絶望的な位置。そこから前が空いた一瞬のスキがヴィクトリーロード。鞍上の後藤は強引な騎乗で過怠金の制裁を受けてしまったが、素早く反応してラスト4ハロン11秒5-11秒3-11秒3-12秒0の流れを差し切った。今回もスプリント戦から参戦してくる先行馬が多いことでハイペース必至。好位で立ち回り、前回の反省を踏まえて追い出しを我慢できれば57キロの斤量も気にならない。マツリダゴッホ、アパパネなど性別問わずにGⅠ馬を輩出している関東の名門・国枝厩舎は昨年まで7年連続で年間の重賞を2勝以上しているが今年はまだ未勝利。昨年インパルスヒーローが制している相性の良いレースでもあり、これまで厩舎が積み上げた重賞勝ち全34勝のうち13勝が3,4月に集中している点も追い風。今後については皐月賞を挟むかどうかは不明だが、NHKマイルは強敵ミッキーアイルが控えているだけに手に出来る賞金は積み上げたいところ。


 ○⑥サトノルパン。昨日のフラワーカップを勝ったバウンスシャッセの欄でも記載したが、能力を持っていながら気性の問題などで全開できない若駒をこの時期は多数見受けられる。2走前のきさらぎ賞はまさにそれだった。未勝利戦を勝ってから、ノーザンファームしがらきで乗り込みをしていたとは言え帰厩後10日での実戦。後方で見せ場なく、持ち味の末脚を発揮できなかった。前走は順延開催の東京最終日。やや出遅れがあったものの、溜めに溜めて末脚爆発。是が非でも欲しかった2勝目を挙げ、皐月賞からNHKマイルに目標を切り替えての参戦となる。最終追い切りはCウッドで6ハロン83秒0-12秒3。スタートが早い馬ではないので1ハロンの延長はプラスとなり、あとは鞍上の小牧も口にしているように自慢の末脚が活きる展開が向くかどうか。クラレント、リディル、レッドアリオンと異父兄がいずれも重賞で勝ち負けになっている超良血が開花できるか。


 ▲⑬タガノグランパ。7ハロンのデビュー戦から2000mのラジオNIKKEI杯に出走したりマイルに戻したりなど適正距離を模索中だが、シンザン記念3着や前走のアーリントンカップ2着の結果から現状はマイル前後が守備範囲。前走は既にNHKマイル制覇が当確となっているミッキーアイルのよどみないペースを2番手で付き合い、そのまま後続に捕まることもなく2着。実績に人気が伴っていない点から配当も狙い目だが、結果次第では更にミッキーの株が上がりそうだ。制裁王ユウイチが今週から騎乗再開。手が合うかどうかの不安はあるが、高いレベルで揉まれてきた経験は結果に結びつくことだろう。


三連複⑭軸 ②・③・⑤・⑥・⑧・⑨・⑬ 計21点


 直線コースが伸びて1400m施行の新装中京開催になって早いもので今年で3年目。過去2回は共に18頭のフルゲートで2-11-5人気決着の三連複290倍と4-12-3人気決着の三連複530倍と共に1人気が圏外で波乱になっている。昨年勝ったインパルスヒーローはその後のNHKマイルでも2着。4月中山のニュージーランドTがNHKマイルCのトライアルとなっているが、コース形態が全く異なることからあまり意味をなしていないこともあり左回りで坂のある1400mの本レースのほうが今年も関連がありそうだ。


 メンバー唯一の重賞勝ち馬である⑨カラダレジェンドはこれまで2戦2勝。デビュー勝ちから連闘で挑んだ京王杯2歳Sを制してしまう昨今の競馬では珍しいケース。しかし裏を返せば、デビューからわずか8日で勝てるレースレベル。勝ち時計1分23秒1は同日の2歳未勝利戦(芝1400m・1分22秒8)に劣り、翌日の古馬オープンが1分21秒1で決着していたことから極端に時計の掛かる馬場ではなかった。ちなみに当時の未勝利戦を勝ったアブソリュカフェは⑥サトノルパンの前走に出走して3着に敗れている。ソエの影響で大事をとって朝日杯FSを回避したものの、休み明けで57キロ。開業まもない関東の厩舎で信頼も低く、割れた中でも人気を集めているならバッサリ切って穴馬を拾うのが得策である。


 展開によって左右されやすいコース形態だが、理想は人気薄の先行勢にどれだけ差し馬が台頭できるか。馬券は人気が割れていることもあって人気薄が絡むことを条件に書い目の半数が万馬券となるが、印上位3頭に厚い信頼を置いている。矛盾しているようだが◎からのながしと◎-○▲-印各馬のフォーメーションも加えたい。


 昨日のフラワーカップ的中でようやく長いトンネルを脱出。JRAにお布施するのではなく、この3日間開催は流れを味方に引き出し作業に取り掛かる。


◇昨日金曜の的中馬券
中山11R フラワーカップ(GⅢ)
三連複⑦⑨⑬ 77.5倍×300


20140321中山11


◇昨日金曜の予想結果
■第28回第28回フラワーカップ(GⅢ)
1着3人○⑦バウンスシャッセ
2着6人◎⑬パシフィックギャル
2着4人△⑨マイネグレヴィル
4着10人×⑫マローブルー
5着1人△⑤ショウナンパンドラ
的中!三連複77.5倍(21点)


■主な的中と過去2カ月の◎
14.03.21/フラワーC…三連複77.5倍的中(21点)
14.01.25/京都牝馬S…三連複24.7倍的中(21点)
14.01.19/日経新春杯…三連複13.8倍的中(21点)
14.01.12/シンザン記…三連複9.7倍的中(10点)
13.12.22/有馬記念 …三連複14.2倍(21点)
13.11.30/金鯱賞  …三連複108.1倍的中(15点)
13.09.15/ローズS …三連複474.1倍(21点)
13.01.05/京都金杯 …三連複119.9倍的中(21点)
12.09.17/セントラ記…三連複261.9倍的中(21点)
12.07.08/プロキオン…三連複242.9倍的中(15点)


03.21○フラワーC 2着/6人…パシフィックギャル
03.16×フィリーズR 8着/3人…ヤマノフェアリー
03.09◎弥生賞  1着/1人…トゥザワールド
03.08×オーシャンS12着/4人…レオンビスティー
02.23×フェブラリS 6着/5人…ワンダーアキュート
02.23×小倉大賞典  5着/2人…アロマティコ
02.16○京都記念  2着/2人…トーセンラー
02.09○きさらぎ賞  2着/1人…バンドワゴン
02.02×根岸S  4着/1人…ブライトライン
01.26×AJCC  12着/4人…ダノンバラード
01.25◎京都牝馬S  1着/2人…ウリウリ
01.19◎日経新春杯  1着/2人…サトノノブレス
01.12◎シンザン記念 1着/1人…ミッキーアイル
01.05○京都金杯  2着/1人…オースミナイン

※◎1着,○2着,△3着

金曜の的中馬券

◇金曜の的中馬券
中山11R フラワーカップ(GⅢ)
三連複⑦⑨⑬ 77.5倍×300


20140321中山11

第28回フラワーカップ(GⅢ)

 先週土曜に中京で勝ち上がったロスヴァイセは疲れもなく続戦。再来週4/6(日)阪神の500万下ダ1400mに出走予定(鞍上未定)。



20140315中京2 ロスヴァイセa


20140315中京2 ロスヴァイセb


■中山11R(15:45)・第28回フラワーカップ(GⅢ)
◎⑬パシフィックギャル
○⑦バウンスシャッセ
▲⑩クリスマス
△⑨マイネグレヴィル
△⑥ニシノアカツキ
△⑤ショウナンパンドラ
☆③チョコレートバイン
☆④リーサルウェポン


三連複⑬軸 ③・④・⑤・⑥・⑦・⑨・⑩ 計21点


 ◎⑬パシフィックギャル。6月福島の新馬勝ちからアスター賞2着、芙蓉S3着、アルテミスS2着とオープンで常に善戦。阪神JFは遠征と脚部負担を考えてパスしたが、オークス狙いの陣営にとってセーブ気味の調教でもレース後の疲労をあまり気にすることなく全力投球してくる今回は狙い。500キロ近い馬体重は更に成長を遂げたようで10キロ程度プラス体重で出走してきそうだが、昨日のひと雨で発表以上に重い芝のコンディションであることは明白。発表こそ良馬場だった先週の中山牝馬Sは勝ったフーラブライドと2着ケイアイエレガント(馬体重526キロ)がダートで勝ち鞍のある2頭で2着同着のもう1頭キャトルフィーユも洋芝の函館など時計の掛かる馬場に強い馬で重巧者が結果を出すような馬場になっているため、450キロ以下の馬が多い今回はアドバンテージがある。管理する手塚厩舎は日曜中山に出走する2歳王者アジアエクスプレスでクラシックの青写真を描いているが、先週から来日中のシュタルケを起用して牝馬クラシックにも虎視眈々。慣れた揉まれにくい外枠も歓迎で安定感がありながら、人気を落とす今回はギャルの一発に期待する。


 ○⑦バウンスシャッセ。◎○が共にゼンノロブロイ産駒となってしまったことは偶然だが、こちらも欧州の母系に510キロの馬格を誇るパワー型。デビュー戦は8月の荒れ馬場の函館1800mで男馬相手に勝利を収めた。前走の寒竹賞も男馬を相手に4角から早め先頭で押し切る強い内容。1000m通過(0秒1差)、勝ち時計(0秒3)が京成杯@プレイアンドリアルを凌ぐもので昇級戦となっても見劣りしない。藤沢ブランドで過剰人気は必須だが、知人の出資馬でもありデビュー当時からしっかりと目を置いてきた1頭。能力を秘めながら幼さを見せた2走前のアルテミスS10着など、まだポカをするケースが考えられるため対抗評価。それでも調教の動きを見た陣営からは仕上がりが良く牝馬同士なら差がないとのこと。私は無縁だが、我がキャロットクラブもハープスターとリラヴァティが桜花賞出走を決めており、3頭目の出走となるか注目したい。


 ▲⑩クリスマス。阪神JF1着のハープスターは先週のチューリップ賞で楽勝。3着フォーエバーモアも先月のクイーンカップを制すなど上位馬の年明け初戦は順調そのものとランク付けに変わりがなさそう。2走前のアルテミスSは3ヶ月ぶりの休み明けでプラス14キロで精彩を欠いたが、前走はデムーロの諦めない追い込みが功を奏してハープスターと並ぶ上がり3ハロン33秒6は最速タイ。422キロと華奢な馬体は今の中山に全く合うはずがないが、レースパフォーマンスはトップレベルのGⅠでも通用している。斎藤誠厩舎はヌーヴォレコルトがチューリップ賞2着、エスメラルディーナがフィリーズレビュー2着(桜花賞は回避)とトライアルで牝馬が大活躍。55キロと1キロ他馬より重い斤量が気になるが、厩舎の勢いも味方して押さえるべき1頭。


三連複⑬軸 ③・④・⑤・⑥・⑦・⑨・⑩ 計21点


 桜花賞の優先権が与えられるトライアルではないにしろ1,2着馬は賞金面で本番出走が確実となる。10年前の04年ダンスインザムードからシーザリオ、キストゥヘヴンと3年連続で勝ち馬が本番の桜花賞まで連勝したが、その後はブラックエンブレム(08年)やオウケンサクラ(10年)などクラシックで肉薄する程度のレベルに落ち込んでしまっている。


 △⑤ショウナンパンドラと☆③チョコレートバインは京都のエルフィンS2,3着。前者は出遅れ癖があるものの、強引な競馬で未勝利を勝ち上がって前走は差を詰める2着。平坦の京都で持ち味が活きそうなタイプで間隔があったにも拘わらず、敢えて中山を選んだ理由が不可解。ハープスターを除けば権利の取りやすいチューリップ賞だったが、弱メンに魅力を感じての遠征と考えればやや心もとない。後者は美浦所属ながらデビュー戦に京都を選択。半兄オリービンを筆頭に血統構成が充実しており、社台RHの所有馬ながらユタカが継続で手綱を取っている。またこの馬のために鞍上が東上となる点は魅力。しかしこちらも父譲りかやや非力なタイプでレベルの上がった前走は力負けで中山の急坂も疑問で下位の評価。


 配当の傾向は先週のフェアリーSのように波乱に満ち溢れていると思いきや、10年連続で1,2人気のどちらかが連対しており8人気以下の馬券台頭は半数の5回。従って三連複万馬券はわずかに2回で60~99倍までの配当が5回となっており手頃な決着が多い。


 馬券は◎からのながし。軸が伏兵人気なので最低でも40倍以上の配当となっており、万馬券前後の配当が狙いで配当妙味あり。重賞予想は年明けから不振続きでなかなか春がやってこないところが心苦しいところ。


◇先週日曜の的中馬券


◇先週日曜の予想結果
■第48回フィリーズレビュー(GⅡ)
1着2人▲①ベルカント
2着13人×⑪ニホンピロアンバー
3着6人△⑭エスメラルディーナ
4着7人△⑯アドマイヤビジン
5着1人○⑦ホウライアキコ
8着3人◎⑩ヤマノフェアリー
ハズレ・三連複2533.1倍(21点)


■主な的中と過去2カ月の◎
1.25/京都牝馬S…三連複24.7倍的中(21点)
1.19/日経新春杯…三連複13.8倍的中(21点)
1.12/シンザン記念…三連複9.7倍的中(10点)
12.22/有馬記念…三連複14.2倍(21点)
11.30/金鯱賞…三連複108.1倍的中(15点)
9.15/ローズS…三連複474.1倍(21点)
1.05/京都金杯…三連複119.9倍的中(21点)
9.17/セントライト記念…三連複261.9倍的中(21点)
7.08/プロキオンS…三連複242.9倍的中(15点)


03.16×フィリーズレビュー 8着/3人…ヤマノフェアリー
03.09◎弥生賞 1着/1人…トゥザワールド
03.08×オーシャンS 12着/4人…レオンビスティー
02.23×フェブラリーS 6着/5人…ワンダーアキュート
02.23×小倉大賞典 5着/2人…アロマティコ
02.16○京都記念 2着/2人…トーセンラー
02.09○きさらぎ賞 2着/1人…バンドワゴン
02.02×根岸S 4着/1人…ブライトライン
01.26×AJCC 12着/4人…ダノンバラード
01.25◎京都牝馬S 1着/2人…ウリウリ
01.19◎日経新春杯 1着/2人…サトノノブレス
01.12◎シンザン記念 1着/1人…ミッキーアイル
01.05○京都金杯 2着/1人…オースミナイン
12.23×阪神カップ 12着/3人…マジンプロスパー
12.22○有馬記念 2着/4人…ウインバリアシオン
12.15×朝日杯FS 7着/2人…プレイアンドリアル
12.14×愛知杯 7着/5人…シャトーブランシュ
12.08○阪神JF 2着/1人…ハープスター
12.07×朝日CC 6着/3人…タマモベストプレイ
12.01△JCダート 3着/1人…ホッコータルマエ
※◎1着,○2着,△3着

第48回フィリーズレビュー(GⅡ)

 昨日中京2Rでランフォルセの姪である出資馬ロスヴァイセがデビュー6戦目の初ダートで初勝利!


■阪神11R(15:35)・第48回フィリーズレビュー(GⅡ)
◎⑩ヤマノフェアリー
○⑦ホウライアキコ
▲①ベルカント
△⑪ホッコーサラスター
△⑭エスメラルディーナ
△⑯アドマイヤビジン
☆②ダンスアミーガ
☆⑨グランシェリー


三連複⑩軸 ①・②・⑦・⑨・⑪・⑭・⑯ 計21点


 ◎⑩ヤマノフェアリー。馬体成長を促した背景からデビュー戦は年明けの京都とやや遅い。牡馬混合戦で2着に敗れるも2戦目で初勝利を挙げた。前走は距離を1ハロン短縮した上に降雪で順延を余儀なくされた東京に遠征。当日の3時半に競馬場に到着(通常は前日夕方には入場)する17時間の輸送を経てのものだった。10キロ減らした馬体(デビュー戦から16キロ減)はギリギリでスタートから行きっぷりの悪さが目立った。それでも鞍上の鼓舞に応えて2勝目。デビューから一息を入れることなく中2週、中2週、中3週の間隔でトライアル挑戦と厳しい戦いを強いられるが、底を見せていない魅力が光る。厩舎は違うが1つ上の全姉デニムアンドルビーも年明けのデビューでフローラSを勝ってオークスへ出走。秋はジャパンカップ2着で今月末にはドバイシーマクラシックへ出走を予定している。末脚一手の姉に対してこちらは先行好位差しができる異なるタイプ。まだまだ成長の余地を残しているが、プラス体重で出てくれば人気2頭を成長曲線で上回る。


 ○⑦ホウライアキコ。昨年の小倉2歳Sとデイリー杯2歳Sの2歳重賞をスピードで押し切った。人気になった阪神JFは直線半ばまで反応が抜群だったが、坂で後続に捕まり敗退。タフな阪神のマイルまでは乗り切ることができなかった。活気が勝っており燃える気性なだけにパドックの落ち着き次第だが、上がり重点の最終追い切りは坂路でまずまず。内回りコースの7ハロンならば下手に溜めることなく、逃げるベルカントを徹底マークできる。小倉2歳Sの再現なれば重賞3勝目も目前。3頭が出走してくる父ヨハネスブルグの成長力に注目したい。


 ▲①ベルカント。男馬に挑戦状を叩きつけた朝日杯FSは前半1000mを58秒6で飛んでいった暴走劇でドカ負け。ファンタジーSを危なげない逃げ切りを決めて一息を入れた今回は1枠1番の最内枠でユタカ騎乗となれば侮れない1頭。父サクラバクシンオーのラストクロップでさすがにこちらもマイルへの対応は厳しいが、桜花賞を無視して重賞を勝った距離ならば巻き返しができる。土曜阪神は開催3週目となっているが、週中の雨の影響もあってか芝4レースのうち3歳限定戦の3レースが逃げ切り勝ち。ユタカ自身も2400mのゆきやなぎ賞を華麗に逃げ切ったアドバンテージがある。実績がある馬で大方の予想通りに逃げを決めれば後続が牽制。展開面では非常に有利に働くことだろう。


三連複⑩軸 ①・②・⑦・⑨・⑪・⑭・⑯ 計21点


 GⅡ戦なので1着賞金5,000万円は桜花賞2着賞金3,600万円より高額。来月の桜花賞には先週のチューリップ賞を制したハープスターや2歳女王レッドリヴェールがスタンバイ。この双璧の牙城を崩すのは非常に困難で本番よりもココの1着賞金を取りに来る馬が狙い。


 傾向としても昨年の勝ち馬メイショウマンボは桜花賞で惨敗を喫し、オークスで雪辱を晴らしたが本レースと桜花賞の両レースを制した馬は9年前のラインクラフトまで遡る。阪神に外回りコースが開設されてから有力馬はよりチューリップ賞へ回るケースが高く、近年は本番と直結しにくい歴史がある。三連複万馬券は過去10年で7回。1,2人気がわずかに6頭しか馬券に絡んでおらず、2桁人気やダート馬の台頭も目立ち中穴同士の決着が多い。


 上記の傾向が出ているが馬券の狙いは上位人気中心でやや堅めと忍びない。◎から印の各馬へのながしと◎-○▲-他へのフォーメーションも厚めにする。関東の中山牝馬Sは昨日の中日新聞杯と同様で非常に難解。ハンデの上下がわずか3.5キロで切り口はいくらでもある。軽ハンデのキャトルフィーユ、フーラブライド、クラウンロゼあたりは要警戒。先週の弥生賞のような取りこぼしのないように、しっかりと的中を決めたい。



◇先週日曜の的中馬券
中山11R 弥生賞(GⅡ)
馬連⑩⑪ 6.9倍×1000


20140309中山11


◇先週日曜の予想結果
■第51回弥生賞(GⅡ)
1着1人◎⑩トゥザワールド
2着4人○⑪ワンアンドオンリー
3着2人×③アデイインザライフ
4着8人☆①エアアンセム
5着3人△⑥キングスオブザサン
ハズレ・三連複14.7倍(15点)


■主な的中と過去2カ月の◎
1.25/京都牝馬S…三連複24.7倍的中(21点)
1.19/日経新春杯…三連複13.8倍的中(21点)
1.12/シンザン記念…三連複9.7倍的中(10点)
12.22/有馬記念…三連複14.2倍(21点)
11.30/金鯱賞…三連複108.1倍的中(15点)
9.15/ローズS…三連複474.1倍(21点)
1.05/京都金杯…三連複119.9倍的中(21点)
9.17/セントライト記念…三連複261.9倍的中(21点)
7.08/プロキオンS…三連複242.9倍的中(15点)


03.09◎弥生賞 1着/1人…トゥザワールド
03.08×オーシャンS 12着/4人…レオンビスティー
02.23×フェブラリーS 6着/5人…ワンダーアキュート
02.23×小倉大賞典 5着/2人…アロマティコ
02.16○京都記念 2着/2人…トーセンラー
02.09○きさらぎ賞 2着/1人…バンドワゴン
02.02×根岸S 4着/1人…ブライトライン
01.26×AJCC 12着/4人…ダノンバラード
01.25◎京都牝馬S 1着/2人…ウリウリ
01.19◎日経新春杯 1着/2人…サトノノブレス
01.12◎シンザン記念 1着/1人…ミッキーアイル
01.05○京都金杯 2着/1人…オースミナイン
12.23×阪神カップ 12着/3人…マジンプロスパー
12.22○有馬記念 2着/4人…ウインバリアシオン
12.15×朝日杯FS 7着/2人…プレイアンドリアル
12.14×愛知杯 7着/5人…シャトーブランシュ
12.08○阪神JF 2着/1人…ハープスター
12.07×朝日CC 6着/3人…タマモベストプレイ
12.01△JCダート 3着/1人…ホッコータルマエ
※◎1着,○2着,△3着

日曜の的中馬券

◇日曜の的中馬券
中山11R 弥生賞(GⅡ)

馬連⑩⑪ 6.9倍×1000


20140309中山11


第51回弥生賞(GⅡ)

 消費税増税に向けて控除率も見直されるようだが、諸外国と比較すればまだまだ低い馬券控除率。


■中山11R(15:45)・第51回弥生賞(GⅡ)
◎⑩トゥザワールド
○⑪ワンアンドオンリー
▲⑦アズマシャトル
△⑧エイシンエルヴィン
△⑥キングスオブザサン
☆①エアアンセム
☆⑨イタリアンネオ


三連複⑩軸 ①・⑥・⑦・⑧・⑨・⑪ 計15点


 ◎⑩トゥザワールド。我がキャロットクラブでの募集価格は1億円で世代トップ。昨日のチューリップ賞で桜花賞奪取に王手を掛けたハープスターと並び、今年のクラシックでクラブの2枚看板を担っている。4歳上の全兄トゥザグローリーも1億2000万円で募集されて重賞5勝。脚部不安から3月のデビューを余儀なくされたが、デビュー3戦目の青葉賞2着でダービーに出走を果たした。対照的に本馬は至って順調。500キロを超す雄大な馬体と叩きつけるようなフットワークを受け継ぎ、デビュー戦こそ落としたがそこから京都で3連勝。前走の若駒Sにしても直線の入口で気合いを入れられただけで、危なげない快勝だった。キレが求められるダービーよりはパワーがフルに活きそうな皐月賞向き。あとは小回りの適性がどうかだが、直前の追い切りでも古馬のバーディバーディを3馬身突き放したようにデキについても不安なし。昨日のチューリップ賞でもハープスターを正攻法で勝利に導いた鞍上川田も好調でメンバーにも恵まれた。既に皐月賞への直行を表明している同厩のトーセンスターダムが本番で最大のライバルになりそうだが、4連勝で臨みたい。


 ○⑪ワンアンドオンリー。前走のラジオNIKKEI杯は2走前の東スポ杯を落としたことで人気を落としていたが、坂下から豪快なキレ味で重賞タイトルを手にした。96年の本レースを勝った(皐月賞は回避)ダンスインザダーク以来の手応えと胸を張る橋口師。中間は放牧に出さずに自厩舎で調整。稽古を重ねるごとに馬体に成長が見られ、稽古掛けしない馬が先週の栗東坂路で4ハロン51秒4の自己ベストをマークした。あくまでも狙いはダービーとこれまでに2着が4回ある橋口師のダービーも再来年の定年を考えるとチャンスはあと2回。馬主名義が前走までのノースヒルズからキズナと同じ前田氏の個人名義に変更と陣営も表向きに微調整。騎乗依頼が来た中年パーマのノリは昨日のオーシャンS@スマートオリオン、中山記念@ジャスタウェイと共にテン乗りで2週連続重賞勝ちを収めているだけに侮れない存在。


 ▲⑦アズマシャトル。千両賞2着、ラジオNIKKEI杯2着と1勝馬の身ながら果敢にトライアルに出走。京都マイルのデビュー戦はラスト1ハロンで10秒台をマークするなど並みの1勝馬として軽視すると痛い目をみそう。距離に対応できることは前走で証明しており、先週からの中山の馬場を見るとキレ味は不要だが前走で外を回って見せた長い末脚は魅力。若駒特有のソエの心配があるものの、デビュー戦から手綱を取る松山が中山に遠征するなど2番手以下が混戦であれば皐月賞出走の権利取りは決して難しくない。


三連複⑩軸 ①・⑥・⑦・⑧・⑨・⑪ 計15点


 きさらぎ賞1,2着のトーセンスターダムとバンドワゴン、共同通信杯1着のイスラボニータはトライアルを挟まずに皐月賞へ直行予定。再来週のスプリングSに2歳王者のアジアエクスプレス、シンザン記念2着のウインフルブルーム、京王杯2歳S勝ち馬のカラダレジェンドなどが予定しており、皐月賞の王道に位置づけられている本レースとして今年はやや物足りないメンツが揃った印象がある。


 人気の③アデイインザライフはデビューからの2戦が共に中山2000mで上がり最速マーク。中山開催と言うこともあり関東の記者が賢明に重い印を打っているが、前走の京成杯は川崎所属のプレイアンドリアルに2馬身と水をあけられるなどレベルが高いレースとは言いづらい。キャリアの浅さから出遅れ癖もあり、外をぶん回す荒削りな競馬しかできないようでは本番に向けて関東馬として頭は張るのはまだ難しいと判断。人気になっているのであれば、馬券妙味が薄く思い切って消す。


 一昨年は9,3,5人気決着(三連複343倍)、昨年は6,10,2人気決着(三連複143倍)と7年連続で連対していた1人気が不振。上記にもあるようにこれまでの春クラシックは弥生賞→皐月賞→ダービーが王道のローテーションだったが、昨今は中山での1ヶ月間隔の出走が嫌われていることもあり皐月賞から使ってダービーへというローテーションが主流。昨年はその後ダービーを制したキズナが5着、菊花賞を制したエピファネイアが4着と人気馬が力試しに出走してきて凡走している点は注目。


 馬券の中心は◎で不動だが2番手以下は混戦。それでも13頭の少頭数で大波乱までは考え難く、以前の傾向通りに堅い決着が濃厚。上位人気へのながし馬券となり、万馬券の期待はゼロ。キレ味が削がれて力のいるパワー馬場にシフトしており、実力通りに決まれば結果そのものは本番にも直結しそう。



◇昨日土曜の的中馬券
中山12R 4歳以上1000万下
三連複⑥⑦⑩ 43.5倍×100


20140308中山12


◇昨日土曜の予想結果
■第9回オーシャンS(GⅢ)
1着3人△①スマートオリオン
2着11人×⑮スノードラゴン
3着9人☆⑯レッドスパーダ
4着10人☆③インプレスウィナー
5着6人△⑨アフォード
13着4人◎⑤レオンビスティー
ハズレ・三連複1024.8倍(21点)


■主な的中と過去2カ月の◎
1.25/京都牝馬S…三連複24.7倍的中(21点)
1.19/日経新春杯…三連複13.8倍的中(21点)
1.12/シンザン記念…三連複9.7倍的中(10点)
12.22/有馬記念…三連複14.2倍(21点)
11.30/金鯱賞…三連複108.1倍的中(15点)
9.15/ローズS…三連複474.1倍(21点)
1.05/京都金杯…三連複119.9倍的中(21点)
9.17/セントライト記念…三連複261.9倍的中(21点)
7.08/プロキオンS…三連複242.9倍的中(15点)


03.08×オーシャンS 12着/4人…レオンビスティー
02.23×フェブラリーS 6着/5人…ワンダーアキュート
02.23×小倉大賞典 5着/2人…アロマティコ
02.16○京都記念 2着/2人…トーセンラー
02.09○きさらぎ賞 2着/1人…バンドワゴン
02.02×根岸S 4着/1人…ブライトライン
01.26×AJCC 12着/4人…ダノンバラード
01.25◎京都牝馬S 1着/2人…ウリウリ
01.19◎日経新春杯 1着/2人…サトノノブレス
01.12◎シンザン記念 1着/1人…ミッキーアイル
01.05○京都金杯 2着/1人…オースミナイン
12.23×阪神カップ 12着/3人…マジンプロスパー
12.22○有馬記念 2着/4人…ウインバリアシオン
12.15×朝日杯FS 7着/2人…プレイアンドリアル
12.14×愛知杯 7着/5人…シャトーブランシュ
12.08○阪神JF 2着/1人…ハープスター
12.07×朝日CC 6着/3人…タマモベストプレイ
12.01△JCダート 3着/1人…ホッコータルマエ
※◎1着,○2着,△3着

土曜の的中馬券

◇土曜の的中馬券
中山12R 4歳以上1000万下

三連複⑥⑦⑩ 43.5倍×100


20140308中山12