日本オーストラリアの、この生活の違いというのは、


人々の人生の価値観がどこにあるか?という事を表しているのだろう。



日本のこの働き方は今に始まったことではなく、


真面目に一生懸命働くことが大事とされてきたから、この状況があるのだろう。


また、個人の行動よりも、全体の動きやチームワークを大事することも大きく影響している。


日本人が一つの目標に向かう時、


「和」を大事にする精神が根本にあるため、一致団結して努力する。


その集団の力はすごいものがあり、日本の強みだということはよくわかる。


特に、海外に出てから改めて日本の事を思い返すと、


その結束力の強さをとても感じる。




しかし、その集団や全体をあまりにも大事にするため


個人の単独での行動は、理解されないことが多い。


また、「出る杭は打たれる」ということわざもある通り、


頭角を現せば、他人から憎まれ、妨げられ、


出過ぎた振舞いをすれば他人から責められ制裁をうける。


そこまであからさまに阻止されないとしても、


白い目で見られたり、後ろ指を指されたりするだろう。



その為、周囲の人に合わせて、自分の都合を後回しにすることが多くなる。


自分の意見を発言する時に、今言ってもいい場面かどうか、周りを気にする。


それが「空気を読む」ということだ。



日本人はそういった、全体や大多数の意見、世間の傾向や雰囲気に合わせた行動を取りがちである。


テレビで見たドラマやお笑いなどの共通の話題で会話し、


雑誌で流行のファッションをチェックし、


みんなでできる共通の話題を多く知ってると人気がでたりする。


共通の話題で共感し合う事で、つながりを感じでいるからだ。




一方、欧米社会では個人の考え、というのが大切にされる。


そして、個人レベルでの考え方を持っているのが、一人前の大人とされる。


なので、周りの意見に合わせてばかりだったり、


自分の意見を言わないと、子ども扱いされる


会話をした時に、自分の意見を持っていないと、他人との会話が成立しない


会話とは、お互いの意見の交換であり、討論であり、


建設的なものからだ。



ただ、仲良く楽しくおしゃべりする事だけが、会話ではない。


時には、相手と意見が対立しても、自分の気持ちを伝える事が、


お互いの考え方や視野を広くすることにも繋がる。



そういえば、滞在した彼の家ではテレビを見ない


しかし、彼を取り囲む人間関係の中で、テレビの話題がなくても、


その「テレビを見ない」という彼のスタイル


一つの考え方として周囲の人に理解されているように思う。



話す方も聞く方も、自分の意見をはっきり言い、相手の意見も聞く。



それは一文で表すと、とてもシンプル当り前のことだけど、


日本人は、自分に素直になれず、どれだけ事が多いだろう。



また、あまりにも全体主義な為に、


普段からお手本となる常識的な考え方を選んで行動しているため、


自分の意見が分からなくなってしまっている人も多い。



それと、英語日本語の違いも関係しているだろう。


日本語では、曖昧さや雰囲気を伝える言葉がとても多い。


「そんな感じ」をなんとなく伝え、その雰囲気をニュアンスで読み取る、というやりとりだ。


それこそが、日本の「奥ゆかしさ」であり美徳とされている。


外国人には理解されにくいことである。



逆に、英語では表現する単語がシンプルであるし、


文法的にも自分の一番言いたい事をはじめに持ってくる。


自分の主張があって、その理由が後から付いてくる。



日本の美徳とされる部分は、「相手を思いやる」というところが本来の美だと思うのだが、


言うべき意見を言わず、言えず、相手に合わせる事は、はたして「」だろうか?




の時代、この国際社会のなかで日本が存在していくためにも、


意見をはっきり主張する、ということは国の命を左右するほど大切なことだ。



国のトップがはっきりしない今、


国民ひとりひとりが自分の意見を持ち、発言していくことが


自分たちの生き方を選ぶことであり、


本来の自分を自由に生きる事が出来るのではないか?



「空気を読む」事について、国会で話し合ってほしいほど、


今の現状に息苦しさ感じている人は、


実際、多いはずだ。


本当はみんな、分かっているはずだ。



しかし、わざわざそんな議題を上げなくとも解決する方法はある。



それは、ひとりひとりが自分の心と向き合い、


常識にとらわれず、世間の風潮に左右されず、


自分にとってベストな方法をみつけること。


そしてそれを、こわがらずに他人に話してみることだと思う。



みんながみんな意見や主張をするようになったら、どうなるか?


まとまらなくて大変なことになるか?


もしかすると、その見慣れない光景に対して「大変なことになってしまった」


と、感じる人はいるかもしれない。



しかし、それがスタンダードで、それが常識になってしまえば、


みんなの数だけ、アイデアがある、ということになるだろう。


なにせ、みんなが同じ目的に向かえばすごい力を発揮する日本人なのだから。


そのパワフルで感性豊かな日本人のアイデアは


もしかすると


今世界が抱える問題


すべて解決してしまうかもしれない。



・・・ということで、まずは自分から。行動することに決めたひらめき電球


そんな新常識が広がって、


やがて全体の未来に繋がっていくと確信している虹アップ