映画「ほかいびと」。 | ゆっくり、じっくり、ほっこり。

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先日の台風の日、世間は早帰りモードでしたが、
ここぞとばかりに映画「ほかいびと」を観に、
東中野ポレポレまで行ってきました。

映画についてはこちら。
http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/

映画をあまり見ない私が言うのもなんですが、
すばらしい作品でした。

井上井月という、あまり情報もなく、
よくわからない人物の一生を描き出す時の、
その描きかたがあまりにも素晴らしいものでした。

監督が「こういう人だったろう」「こういう人であってほしい」
とイメージした姿を映像として形にすることは
ある意味簡単なのかもしれないです。

しかし、この作品ではすべてをあいまいにしています。
よくわからない人物を田中泯がどう取り込んでいくのか、
田中泯と井上井月の距離感こそが描きだされているものです。

そして、井上井月像に関するディテールは、
結局観ている人にゆだねられます。

押し付けるのではなく、
観ている人、演じている人、撮っている人の間に
立ち上がるものを鑑賞する作品。

更に映像の美しさ、
音楽の美しさ、
どれを取ってもすばらしいの一言でした。

この日は、松岡正剛さん×田中泯さんのトークがあり。
田中泯さんの尋常でないエネルギーにもふれられ、
幸せいっぱいに帰路についたのでした。

なかなか、あんな作品には出会えないと思うなあ。