メディカルチャクラリスト高木 君与です。
新しい ハーバリックヒーリングテント のコクーンシリーズ。
コクーンシリーズは全4種から成り立っています。
その前に・・・・ こんなお話をご存知でしょうか?
ある国の王さまと王妃さまには、3人の美しい娘がおりました。
なかでも末娘のプシュケーの美しさは、言葉では表せないほどです。
その美しさを一目見ようと、たくさんの人々がこの国にやってきました。
そのため、美の女神アフロディーテの神殿を訪れる人も少なくなり、
プシュケーは女神の嫉妬を買ってしまいました。
「あのゼウス様さえ認めたパリスの審判で、ヘーラやアテーナーに勝った私の名誉は、あの人間の娘に奪われてしまうというのか!」
「あの恥知らずなプシュケーに、不細工な男を恋するようにしむけておくれ!!」
と、女神は息子のエロスをよんで、命じました。
女神の庭には、2つの泉があります。
1つの泉からは甘い水が、もう1つの泉からは苦い水が湧き出てきます。
エロスはそれぞれの水をカメにくんでプシュケーのところに向かいました。
エロスはプシュケーの寝室に入ると、
寝ている彼女の口に苦い水を数滴たらし、その脇腹を矢の先端でつつきました。
目をさましたプシュケーはエロスの方を見つめましたが、
人間の目には彼の姿は見えません。
が、エロスは彼女の美しさに驚き、矢で自分を傷つけてしまいました。
また、かぐわしい甘い水も彼女にふりかけてしまったのです。
これが二人の恋の始まりです
プシュケーの姉たちは、すでに結婚していました。
彼女だけは女神アフロディテーの不興をかって、
誰もが誉めたたえる美しさを持ちながらも、誰も彼女にプロポーズしなかったのです。
プシュケーの両親は心配のあまり、アポロンに相談へ行きました。
「プシュケーは人間の誰とも結婚できない。山の頂きに連れて行き、そこにおいてきなさい。山の怪物が彼女と結婚するであろう」
神のお告げは絶対です。
悲しみながらもプシュケーの両親は、婚礼衣装を着させてプシュケーを山に連れていったのでした。
プシュケーは悲嘆にくれましたが、山の美しさに癒やされ、落ちついていました。
そして崖から回りを眺めていると、ゼフィロス(西風の神)が、プシュケーを持ち上げ、美しい森に連れて行きました。
エロースとプシュケー
その森には立派な宮殿と澄んだ泉がありました。
プシュケーがその家に入っていくと、声だけの召使いが給仕をはじめました。
「女王さま、ここにあるものはすべてあなた様のものです。私たちはあなたの召使いです。何なりとお申し付けください。お好きな時に、お食事と湯浴みをなさってください」
プシュケーは湯浴みのあと、おいしい夕食を食べ、その日は床につきました。
すると、寝室に誰かが入ってきた気配がし、優しい声をプシュケーにかけました。
「私がお前の夫です。しかし、絶対に私を見てはいけません」
その声に安心したプシュケーは、その声の主とともに幸せに暮らしはじめました。
しばらくして、プシュケーは両親や姉たちのことを思い出しました。
私がこうして、幸せに暮らしていることを知って欲しい......
「おねがいです、お姉さんたちに合わせてください」
エロスは、しぶしぶながらこの願いを聞き入れました。
ゼフィロスが二人の姉を、宮殿に連れてきました。姉たちはその立派な宮殿にびっくりし、中に入るとその立派な家具や調度品にも感嘆しました。
また、目に見えない召使いのもてなしにも溜め息をつきました。
「あぁ、なんで妹の方が、良い暮らしをしているの?」
もちろん、声には出しませんが、嫉妬でいっぱいに。
「お前のだんな様は何をしているの?」
「昼間は狩りに出ています、夕方には帰ります」。
「そんなはずはなかろう」
「私も何も知らないの」と、プシュケーは白状してしまいました。
さらに、姉たちは嫌がらせの質問をします。
「神のお告げでは怪物がお前の夫になる、といったではないか」
「今夜、ナイフと明かりを用意して、確かめてみた方がいい」
「化け物だったら、その首を切っておしまい」
姉たちの言葉にプシュケーもだんだん不安になりました。
その夜はこっそりランプとナイフを持って寝室に入っていました。
エロスが寝入るのを確かめると、
プシュケーは手にナイフをもち、ランプを掲げて、エロスを見てしまったのです。
エロスとプシュケー
「まぁ、なんという美しさ!」
プシュケーはその神々しさに動揺し、ランプの熱い油をエロスの肩に落としてしまいました。
エロスはビックリして飛び起き、
「愛は、疑いと一緒にはいられない」
と言うと、その美しい翼を広げ、夜空に飛んでいってしまいました。
その後、プシュケーはエロスを探しまわりましたが、見つかるはずもありません。
姉たちのところにも、相談にいきました。
姉たちは表面上は心配しましたが、
『これはチャンス!今度は私が奥さんになれるかもしれない』と二人とも思いました。
次の日二人とも山にいくと、ゼフィロスに
「私をエロス様のところに連れてって」と、崖から身を投げ出しました。しかし、ゼフィロスが現れることはありません。二人とも、崖から落ちて死んでしまいました。
「どんな、おとがめも覚悟します」
プシュケーは意を決して、エロスの母アフロディーテの神殿に伺うことにしました。
「何でもいたします、どうかお許しを
」
プシュケーは、必死にお願いしました。
「この恥知らずな娘よ、エロスはまだ傷が直らず、寝室にこもりっきりだ。誰がご主人様か、やっと分かったようだな。よし、おまえの夫を取り戻せるか、おまえの仕事ぶりを見て判断しようじゃないか!」
女神アフロディーテ は、言い放ちました。
「プシュケーの3試練」の始まりです・・・。
第1の試練(神殿の穀物倉にて)
小麦、大麦、えんどう豆などが、まじったまま大量にありました。
「それぞれを選り分けて、夕方までにそれぞれの山にしておくように」
プシュケーはどうして良いか分からず、ただぼう然とすわっているしかありません。
そこで、エロスはアリの王とその家来にその仕事をさせました。帰ってきた女神アフロディテーは言いました。
「これは、あの子(エロス)がやったことだな。あの子にまでお前の仕事をさせるのか!」
第2の試練(羊毛がり)
「あの森の水辺にいるヒツジの毛を取ってきて、私にその高価な羊毛の見本を持ってくること」
プシュケーは川岸に向かいました。すると、河の神が言いました。
「陽の登っている午前中は、ヒツジたちはとても残忍なので、群れに近づいてはいけない。真昼時になると、ヒツジたちも木かげに入り、また河の精がヒツジたちの心をなだめてくれるので、その時この川を渡りなさい。そして、ヤブや木立についた羊毛を集めるがよい」
プシュケーが羊毛を持っていくと、女神アフロディテーは言いました。
「これもお前一人でやったことではない。まだ、お前を認めるわけにはいかぬ」
第3の試練(冥界)
「冥界の女王ペルセポネーから、肌のツヤが出る化粧品をもらってくること」
ここにきて、プシュケーはついに自分の死を覚悟しました。
生きたままでは、冥界にはいけないからです。
プシュケーは高い塔から身を投げ、冥界へ行こうと決心しました。そして塔を登っていくと、声が聞こえてきました。
「哀れな不幸な娘よ、なにゆえ、そのような生涯の閉じ方をするのか?今までだって、奇跡的に助けてもらったではないか!」
その声はまた、冥界へいく道、冥界の番犬ケルベロスの脇を通り抜ける方法、冥界の河の渡し守カローンの説きふせ方も教えてくれました。
「だが、女神の美の化粧品の箱はけっして開けてならぬぞ!」
こうして、プシュケーは無事冥界から帰ってくることができました。
が
危険な試練が終わったと思うと、彼女はホッとしました。
心にスキが生まれた瞬間です・・・。
「どうして、試練を終えた私が、ほんの少しだけ化粧品をもらってはいけないのだろう?愛する夫に化粧をした私を見てもらいたーい
」と思ったのです。
パンドラのように、プシュケーは化粧品の箱を開けてしまいました
たちまち〈地獄の眠り〉がプシュケーをつつみ、彼女は死んだように倒れてしまいました。
それを察知したエロスはプシュケーの元に飛んで行き、〈地獄の眠り〉をあつめて箱に戻しました。
「またしても、お前は好奇心から身を滅ぼすところだった!
だが、母の試練を全うするがよい。あとは私に任せなさい」
エロスは大神ゼウスに二人の結婚をお願いに行きました。
ゼウスは、女神アフロディーテを説き伏せると、
女神もとうとう「3試練」にたいするプシュケーのひたむきさに、許しを与えることにしました。
ヘルメースがエロスとプシュケーをゼウスの前に導いていくと、
ゼウスはプシュケーにアンブロシアーを飲ませ、彼女を不死にし、
神々の仲間にしました。
ここにめでたく、2人の結婚式が行われることになりました。
プシュケーとは、「魂」を意味します。
エロス(別名:キューピッド・愛の天使)との間に、
その後「喜び」と「若さ」の双子をもうけることになります。
また、蛹から蝶が生まれ、体から魂が抜けだすことから、
プシュケーは「蝶」にたとえられるといいます。
今回のコクーンシリーズは 全4作品。
・ プシュケー:第4チャクラ対応・・・「愛と疑いは共存しない」が最大のテーマ。
自分の内なる美しさ、そして自分自身の気高さに気づいていくための
後押しをするブレンド。
私たちにとって、自分を信じることが1番怖いものです。
内なる愛に気づいていき、自分を信頼していくことを助けてくれるブレンドです。
・ エロス:第2チャクラ対応・・・愛の天使らしく、 愛を与え受け取るがテーマ。
また、見守る愛、についても教えてくれるブレンド。
ついつい、「すぐに」結果を求めたくなります。
しかし、どんな愛も、育つまでに時間がかかるのです。そして
愛を育むたmには一方通行ではうまくいきません。
相互の愛を知るブレンドです。
・ コクーン:第5チャクラ対応・・・蛹から蝶へと変容するプロセスの中で、
じっとこらえる時間も必要。 そのプロセスの中で、育てるものは
ただ一つ。 「 勇気 」
内なる勇気を育てる後押しをするブレンド。
もう説明することは何もないですね・・・
・ バタフライ:魂の滋養に・・・人から神になったプシュケーのように、
しがらみを抜け軽やかに生きる魂へ、エネルギーを与えてくれるブレンド。本来の軽やかさや自由さを味わうことを許すブレンドです。
以上 4作品が、今回のハーバリックヒーリングテント<コクーンシリーズ>の全容となります。
長くなってしまいましたが、
次回記事で Christineとの間で起きた不思議なお話と、
実際にお取り扱いなどについて、それにまつわる注意点を
ご案内させていただきます。
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ハーブ作家 高木の作品を通じて、多くの方に
変容の後押しをしたい方、
また、 自分自身も変容のプロセスへ一歩歩みを進めたい方は
こちらのフォームまでどうぞ
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9月25日(日)
北陸!で初のトーク会を開催していただくことになりました。
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大変申し訳ないのですが、
取扱店様の中で、 現在在庫をお持ちの方は、まだ限られれております。
徐々に安定供給できるようになってきておりますので、
お近くの取扱店様に ご予約なさるか
FBで ホロスコープティーをお持ちの取扱店様が
高木をタグ付けしてくれていますので、
そちらからご購入くださいませ。
現在、数十店舗には必ず在庫があるはずです
こちらの記事の通り、アメブロやFacebookでいただいたメッセージにはお返事しておりません
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