こんにちは、くろいわです
今日はアメブロの投稿ネタからこちらを＾＾
「#もしデジタル賃金になったら」
これは、人事の観点からすると
実は古くて新しい話題なんですよね
もともと、賃金の支払いというのは
労働基準法（雇用関係の基本を定める法律）で
ルールが決まっています
（賃金の支払）
第二十四条 賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。（以下略）
出典：労働基準法（e-GOV）
「通貨で」「直接労働者に」
というのは、
端的にまとめると
「現金で本人に手渡しせよ」
ということです
現在、銀行振込で給料をもらっている、
という人は多いと思いますが
あれは、元々はNGだったんですよ
ただ、銀行振込が普及してきた際に
ずっと現金渡しを続けるのは
不便が大きかろうということになり
「本人が同意すれば、銀行振り込みOK」
とすることで、労働基準法施行規則に
追加で定められました
デジタルでの賃金支払いも
この労働法施行規則に
「本人同意があれば
電子決済事業者のアカウントへの
入金もOK」
となることで、昨年、可能となりました
というわけで、法律的には
デジタル賃金が可能になっているのですが
実は、人事間では
法改正の時に、少し話題に
挙がったきりで
その後、ほとんど話を聞きません
今のところ、積極的に
導入を検討している会社は
少ないんじゃないかな～
というのが、個人的な感触です
実態はどうなのかな～
受け取る側からすると
電子決済を使える場面は
まだまだ限られますし
会社側としても
新たな支払い手段を準備するには
それなりにコストがかかるので
（手間やシステム改修等）
普及しなかったとしても
納得、ではあります
一方で、社員から具体的な要望が
一定数出てくれば
検討する会社も
きっと増えてくるでしょう
それは、これから
日本で電子決済が
どれだけ、どんな形で普及するのか
なんでしょうね
もし、デジタル賃金になったら……
私の生活では、今のところは、
まだ不便なことの方が多そうです
そういえば、
日払いや、週払いの会社は
賃金支払いサイクルが短く
銀行振込だと、振込手数料がかかる
現金だと準備が大変
ということで、
手数料が安く、現金を取り扱わなくてよい
デジタル賃金へ移行するのでは？
と言われていますね
賃金支払いは
人事としても重要なところではあるので
その後どうなっていくのか？
を見ていきたいなと思っています
ただ、派手なところではないので、
普及するとしても、
しばらくは水面下で少しずつ
進んでいくことになりそう 笑
銀行振込みたいに
どこかで爆発的に普及する日がくるのか？
先行きが楽しみです＾＾
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時間がなくても
ロールモデルがいなくても
自然体で
マネジメント力強化＆キャリアアップ
を目指そう
＜プロフィール＞
くろいわ ひろこ
トラストコーチングスクール認定シニアコーチ
マザーズコーチングスクール認定シニアティーチャー
人事歴17年(現役)、専門はグローバル人事
パラレルキャリア8年目
＜経歴＞
過労うつから回復後、自らのキャリアの見直しのためにコーチングを学ぶ。
以降、会社勤務を継続しながらコーチ業を展開。
2019年 会社でリーダー職に昇格
また同年、TCS内で会社員を中心としたコミュニティ「TCS×Business」を立ち上げ
2021年 TCS認定シニアコーチ 資格付与
2023年 マザーズコーチングスクール認定シニアティーチャー 資格付与
現在に至る
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