人事情報システムと人事戦略に特化した人事屋兼おそうじコンシェルジュのいとさんです。
昨日、家内のおそうじの関係で緊急出動をさせられた。
どうやら、とんでもないようなく嫌な予感のする仕事をやむを得ず受けたらしい。
とりあえず、条件をつけてリスクを抑えるようにしたものの、最近来出した女性職人の子と2人で足りるかどうかわからないから、日当の発生しない私に手伝えという要請である。
日頃運動していないので運動がてら掃除は嫌いではない。
スキットきれいになった時の爽快感は何とも言えない。
普段デスクワークなので休日に作業しても職種が違うのでリフレッシュになると同時に作業後のメシがこれまた旨く、出動要請はタマには歓迎しているところもある。
場所は横浜関内のJRAウインズの近くで結構怪しいあたり。
ここに、中華街で結構メジャーな店の寮がありその工事後の清掃という内容。
工事清掃でリフォームの経験はあまりしいけれども、カフェやショップは後からここのオープンに関わったと思う事ができ、なんと書く良い気分になるので結構好きかもしれない。
今回はショップじゃなく、しかも怪しげな改装なのでちょっと心配ではあった。
というのも、中国人向けで浴槽がなくシャワールームと聞いていたのと予算がびっくりするくらい少ないと聞いてたからだ。
日本人はついつい日本人のモノサシで物事を考えるが、外国人のモノサシは同じとは限らない。
特に中国人で日本で成功している方々は一筋縄でいかないと思った方が早い。
実際の作業の依頼人は工務店であるが、当然発注者の契約と紐づいているのが普通である。
まあ着いてビックリ。
工事が真っ最中で、木屑・埃だらけの上にドリルの音、電動ノコの音などなど。
さらに、入居予定の方々が何名も見学に来て中国語や日本語が混じって飛び交っている。
我が嫁ながらよくこんな仕事するわというのが第一印象だった。
話が違うのでこのまま帰ろうかと私は言ったのだけれども、最低限の約束は果たすとのことで、下僕の私は従うよりしょうがなかった。
とりあえず、指示に従って作業をすることにして必死でスタートした。
職人としての仕事は無になれるところが良い。
目先にある汚れと格闘して綺麗になった時の征服感はなんと言えない。
しばらく仕事をして職人さんがみなさん疲れている様子なので、昨日は遅かったのですか?と聞いてみた。すると返ってきた答えは、通してやっています。
ワオ!ですね。みなさん若くもない方が多いのに大変ですね。
ここで、ついつい本業の仕事柄ところで残業代付いたのだろうか?
さすがに質問はしませんが、その答えはわかっています。
ほとんどが付きません。
労基法上問題なんじゃない?
そうなんです問題なんですがこれが実態なのです。
独特の徒弟制度や請負制度や業務委託やもろもろの都合の良い法律を一部だけ端折っているのです。
なのですが、そうしなければ成り立たないし、嫌であれば良い環境に移るのが当たり前の世界なのです。
もともと、労基法の根底が工場などの労働者をイメージして作られたものなので、職種によっては馴染まないものがあるのは否定しませんが目を覆うような運用があるのもまた事実です。
工事関係の仕事は深夜作業が続くことも少なくありません。
たとえば、現在営業中のショッピングセンターや百貨店などの店舗の一部が入れ替えする場合など、音の関係から営業終了後の作業開始ということがよくあります。
そうなると職人さんや現場監督は深夜業務はあたりまえで、特に現場監督は日中自社に戻って事務作業があったり、別の現場に顔を出したりなどよくやるよという位のところもあります。
車で仮眠して数日に一度しか家に帰れないこともちょくちょくあったりでよく体が続くよと思ったりする。
掃除屋さんは深夜の引渡しの作業があってもそれ1日で普段は日中なのでまだマシだと何度も思ったことがある。
話は戻って、昨夜から通しの作業の職人さんに今日は終わるのですか?と聞いてみると、朝までに終わるかな?という返事。
明日入居で何名も見学に来ているのだからプレッシャーはものすごいものがあるのだろう。
2日通しの作業とは・・・体が持つのだろうかと他人ながら心配だ。
それにしても、これで残業代が支払われないのもすごいが、裏を返せばそれでもこの仕事を続けさせるマネジメント能力に驚かされる。
普通の仕事の世界ではどうだろうか?
必ず、問題になって辞めるか監督署に駆け込まれるかであろう。
職人の世界は労基法が通用しない独特の世界ですが、自分の技量を向上させられる場所でもあるので職人さんは頑張れるのでしょう。
そうした時に、普通の仕事の世界はこのような魅力があるのだろうか?
残業ひとつで深く考えさせられた一日でした。