人事部に求められるもの
広義の人事部の機能は人材の確保・育成・活用ということで言い表されます。
終身雇用・年功序列・順送り人事という考え方の中で効率的な運営や忠誠心の育成と言うようなことをやっていた時代が過去にあったかもしれませんが、もはやそのような時代でありません。
これからの時代は採用から育成そして活用に至るまで全てに渡って論理的かつ計画的に行って行かねばなりません。
従前のように魚網でかき集めるような採用を行い、その中から優秀な人材を探し出そうというのではなく、自社で必要なスキル・経験・コンピテンシーなどを整備し後天的に取得が難しいスキルやコンピテンシーを事前にチェックしておく必要があります。
面接時にはそれらを兼ね備えていなければ、はじく必要があるというわけです。
これからは、社員全員を育成して活用方法を検討し適材適所に配置していくという事は不可能に近いと判断できます。
選ばれた少数の者を会社の将来の為に異動しながら育成して行く、その他大勢は自主的な学習に対して支援し、自らがチャンスを勝ち取る為の支援をするという程度に留まらざるを得ないでしょう。人事部はそのために必要なプログラムを組みたてる役目を担っていると認識しなければならないのです。