ベトナム現地採用者の就職事情 | ベトナム就職を応援するブログ

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2011年、家族3人でベトナムに移住しハノイ&ホーチミンにてベトナム転職をサポートしています。

● ベトナム現地採用者の就職事情

 

こんにちは、竹之内です。

 

本日は弊社のニュースレターから紹介させていただきます。

 

現地採用で働く日本人は増加傾向にありますが、年代に応じて就職のハードルは変わって きます。

 

今回は年代別に現地採用の就職事情について紹介します。 

 

 

・20 代~30 代前半 

 

この世代は未経験でも応募できる求人が多く、特別なスキルやこれまでの経験がなくてもチャ レンジしやすい世代です。

 

ベトナムで働きたいと思ったときに、とりあえず飛び込んでみる積極 性や行動力があれば、どこかしらの企業に就職できるチャンスが高いです。

 

 ・30 代後半~40 代

 

この世代に入りますと、気持ちだけでは就職に至りにくくなってきます。

 

これまでの職歴や現在 のスキルなどを厳しく見られるようになり、必然的にマネージャーレベルの地位で働くことを求め てられてきます。

 

ですので履歴書や面接でこれまでの実績やスキルなどのアピールポイントが乏 しい場合は厳しい就職活動を強いられます。

 

 ・50 代以上 

 

工場管理や現地代表などを任される世代になりますので、これまでの実績はもちろん、ベトナ ムに関する経験や応募先企業と同業経験があるかなどが重要になります。

 

また優秀な人材 であってもそのときにマッチした募集があるかという問題もありますので、運やタイミングの要素も 必要になってくるケースが多いです。

 

 ◆転職活動は「点」ではなく「線」で考える 日本の転職社会はこれまでの職歴との繋がりが重視されます。

 

年齢に応じて職歴が増える 方もいますが、それは必ずしも悪いことではありません。

 

その職歴から一定の線、つまり繋がり が見えるかが重要になります。

 

たとえ職種が変わったとしても、前職での経験と何かしらの関連 性を見出してスキルアップをしている形跡がある場合、それは一つのアピールポイントにもなりま す。 

 

面接で「ベトナムで働く理由」について聞かれた際にも同様のことが言えます。

 

「旅行で来て好 きになった」などの理由は 20 代の若手のみが言える理由と考えるべきです。

 

企業からすれば 「自らベトナムで働きたいわけだから、そりゃ好きなんだろう」というようなものです。

 

答え方は多 種多様ですが、これまでの職歴やベトナムの現状などに絡んだ理由の方が面接官は納得するものです。

 

それではまた!

 

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