● ベトナムで働く日本人現地採用者の勤続年数は?
こんにちは、竹之内です。
本日は当社のニュースレターから紹介します。
現地採用で日本人を雇う際、できる限り長く働いてほしいと思うのは当然だと思います。
特 にその人材が優秀であればよりそう思うことでしょう。では実際に現地採用として働く人はどの 程度の期間働くことが多いのでしょうか。
今回はその部分についてお伝えします。
・一般的には 3~5 年
雇う側も雇われる側もとりあえずそれぐらいの期間働けば、納得する場合が多いようです。
働く 側はそれぐらいの期間の就業で大よそ会社での業務を一通り経験したという感覚になるよう で、これ以上の経験や収入などを求めて転職に至りやすくなります。
・現地採用の 10 年戦士とは
現地採用で 10 年以上同じ会社で勤めている人もいます。
このようなタイプの人は既に生活 の拠点がベトナムにある方や、会社の中でその人が重要な役割(現地代表者など)を務め ていることが多いです。
現地採用で現場の運営管理が賄えれば日本本社でもコスト面でか なり節約ができるかと思います。
・若手に長期就業を求めることは難しい?
20 代の若手でベトナムで働きたいと思う人は増えています。
しかしそういった人に長期就業を 望むのは簡単とは言えなさそうです。
20 代で海外就業を希望する人は 30 歳に入り始める ころに本帰国を検討する方が多いです。
と言うのも日本側で再就職を考えた際に転職のしや すさなどが関わってくるからです。
特に若い方は経験の一つとして海外就業を望む方も多いの で、長期就業をしたいかどうかという部分は全く別物として考えた方が良さそうです。
・1 年以内に退職する現地採用者も多い
1 年以内で退職してしまう現地採用者も少なくはありません。
これは本人の問題だけではなく 受け入れる企業側の問題もありますので、書類上で判断するのは難しいところですが、お互 いに求めるところのミスマッチから早期退職になってしまったという話もよく聞きます。
ベトナム国 内で短期間の転職を繰り返している人は敬遠される傾向にありますが、1 社程度であればそ こを度外視して検討してみても問題ないかと思われます。
現地採用は不安定な立ち位置ですので、働く側もその点を考慮しながら生きている人も多 いです。
企業側も長く就業してもらいたい場合はそれなりの配慮が必要になってくるかと思いま す。
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