テト休み明けの VN 人材市場について | ベトナム就職を応援するブログ

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2011年、家族3人でベトナムに移住しハノイ&ホーチミンにてベトナム転職をサポートしています。

● テト休み明けの VN 人材市場について

 

こんにちは、竹之内です。

 

本日は弊社のニュースレターの一部を紹介します。

 

旧正月(テト)明けから人材市場が活発になるのは毎年のことですが、抜けた人材を再 度集めるのに苦労をしている人も多いかと思います。

 

求人を窺っている求職者たちの傾向 を今回はお伝えします。 

 

 

・マネージャーレベルの傾向 

 

テト休み明けに転職をすると考えても、この層は現職で重要なポジションについていますの で辞める場合にも引継ぎなどで十分な時間を要する場合が多いです。

 

またきっかりテト休 み前に退職というわけにもいかないのは、テト明けの忙しさからその時期の退職を止められ やすいという事情があります。

 

長期休み明けで且つ 1 年の始めなので、色々な部分で企 業の活動が活発になります。その時期に主要ポジションがいないとなると大変なのは目に 見えています。

 

管理者としてはせめて後任が決まって一段落ついた段階で転職してほしい と思うものです。

 

ですので新しい企業先にとって優秀な人材をテト初日から雇うというのは 案外難しいものなのです。 

 

・一般スタッフクラスの傾向 

 

このレベルはテト明けからの就業というのもハードルが下がります。

 

しかし求人数そのものが 増えますのでどうしても売り手市場になりやすくなります。

 

待遇の良い求人を色々見ていま すので、どうしても要求してくる待遇も高くなりやすくなります。

 

その要求を呑んで入社させて みたものの、どうもそれに見合ったパフォーマンスがないといった事態にならないよう冷静に年 間を通した相場を見据えて採用する必要があります。

 

 ・日本からの帰国組の傾向 

 

テト明けからの就業という意味では一番可能性が高いのがこの層かもしれません。

 

日本か らベトナムへ帰国することを考えた場合、テトは母国で過ごすというように一つの区切りにな りやすいものです。

 

また日本で就業している場合は 12 月に賞与が出るところが多いので、 そのタイミングから遠すぎず近すぎずに退職できるのがテト休みです。

 

テトを区切りにというの も日本側で退職を切り出す理由にしやすいのかもしれません。

 

どんなに環境を整えても一定数辞めてしまう人が出るのは仕方がないことです。

 

現場を取 り仕切る立場としては抜けた穴のダメージをいかに少なく、また円滑に埋めることができるか を求められることになります。

 

そのためには事前の人材市場傾向を押さえておくことが重要 です。

 

 

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