またしても甥っこが死んだ。
昨年4月は兄の子、今度は姉の子だ。
どんどん死んでいく。
おれより早く死ぬのは礼を失するではないか。
もっとも今回はおれと同い年だけどね。
おれは恥かきっ子だから。
親戚の中でもっとも気の合うやつだった。
「他家に嫁いだ姉の子」という遠さがなかった。
遠くにいても気の合うというのはいいもんだ。
で昨日は通夜、本日が告別式。
浄土宗本願寺派の坊さんは、
朝の草の葉の露みたいなものだ、
朝会った者と夕べには離別する、と言っていた。
あゝ無常。
いまこの時をフルに使い倒さないといかん。
と言いながら、酒飲んで浪費しております。
精進落としです。ご寛恕を。
毎晩精進落としなのか?
穢れ多いこの世、毎晩潔斎せねばならないのである。
いいよなあ、穢れ少なきあなたがたは。
写真の手は故人の奥さん。