先日のがまだ読み了えてないのにまたかよ。

置くとこねーよ。
・建築の歴史 藤井恵介 玉井哲雄 中公文庫
・「地名」は語る 谷川彰英 祥伝社黄金文庫
・新しい生物学の教科書 池田清彦 新潮文庫
・脳の見方 養老孟司 ちくま文庫
・数学する身体 森田眞生 新潮社

前の4冊の文庫本は例によってぶっくいん高知古書部で各100円。
「数学する」は隣のブックオフで。タイトルだけでは買わない部類だけど、腰巻に小林秀雄賞受賞とあった。これもなにかの縁ぢゃろう。250円もしたが買ってしまった。読むのか?

読もうが読むまいが、買ったものはおれのもの。
積んでおけばいい。
「脳の見方」、ひょっとして読んだかもしれん。家人も「持っているかも」と言う。
夫婦そろってボケているからしょうもない。
先回買った吉本隆明の「源実朝」は、再読だったが、まことにおもしろかった。つまり、情けないことに初見と同じ。おれの記憶力はその程度のものである。

なにがなにやら脳軟化症のおれにはさっぱりわからん。
先日健康診断に行ったが、部屋に入ったはいいが出るとき何処から入ったのか、分からんかった。
こんなんで「脳の見方」なんぞ理解できるわけはないのである。

なんなら全国ボケ連合という団体を作って、ボケにも人権を!の運動を起こしてもいいぞ。ひさしぶりに国会を包囲するデモをしようぜ。昼の都会を闇にしてしまおう。救急車を引き連れて。

■Haier 2ドア冷蔵庫
これは同僚のN氏の置き土産。
ドアのゴムパッキンの磁力がへたれで、ちゃんと閉じない。
倉室が水であふれている。

■Hisense テレビ
休憩室のテレビがあかんなった。
クライアントに新調をお願いしたが、いっかな届かない。
哀れに思ったうちの社長が私物を届けてくれた。
これがまたへたれ。
声がくぐもっている。
隣の部屋が同じチャンネルを見ているのかと思った。

■ラジオ
これはおれの。
単三4本で公称40時間もつ、とのこと。
非常用のトーチライトが付いている。
ところがこのライト、ミニマムながら消えなくなった。
常夜灯か。
おかげで電池の消費がひどい。
2週間しかもたない。
そんでもってね、電池の交換すると、年・月・日・時・分・秒をセットし直さないといけない。これが面倒。
メモリー用のボタン電池を内蔵してくれたらいいじゃねーか。

QC運動はなかったのか。
あったが握りつぶしたのか。
労働者、職人の倫理や心意気を握りつぶしたのか。
資本は、心得違いをしちゃいけません。

 

■サルスベリ咲いた

写真はありません。

代わりといってはなんだけど、ちいかわ揃い踏み。
昨年は「国宝観た?」が挨拶になっていたそうだけど、
ことしは「ちいかわ観た?」らしい。
うっせーよ。

 

35度になるとさすがにお暑うございます。
気温が体温に近くなると、これは暑い。
いやいや、
これは暑くもない寒くもないちょうどいい適温、
じゃないのか?
だって体温と大差ないではないか。
おかしいよ。この程度の気温で「暑い!」と騒ぐのは。
体内の酵素の適温が36度あたりらしいことは知っている。
だったら、むしろ体内の内燃機関を消費しなくてもいい、
ではないですか。経済的だ。
エアコンのない哺乳類には致命的な高温になるかも。
てことは菌類から植物まで、致命的ではないか。

やはり異常気象ではあるらしい。
それも温暖化をきたす二酸化炭素やメタンが要因らしい。
トランプさんによればフェイクニュースらしい。
地球は氷河期に突入している。
ちょうどいい塩梅ではないか、って。
そこに(頼りないんですが)希望の細い糸を繋ぎます。
トランプさん、よろしくお願いいたします。

「カルボナード火山が、いま爆発したら、この気候を変へる位の炭酸瓦斯を噴くでせうか。」
「それは僕も計算した。あれがいま爆発すれば、瓦斯はすぐ大循環の上層の風にまじつて地球ぜんたいを包むだらう。そして下層の空気や地表からの熱の放散を防ぎ、地球全体を平均で五度位温(ああたか)にするだらうと思ふ。」
グスコーブドリは決死のその役目を買って出る。
   宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』

植物や昆虫どもはどう避難するのか?
人間が配慮しなくてだれが配慮するんでしょう。

某所の自販機にコカ・コーラの景品があった。
とにかく自販機でなにかを買う余剰金ないもんで、買いそびれているうちに、なくなってしまった。
写真はすべからく盗撮であると心得る不埒者のおれは、キーホルダー・トイ・カメラは、眼鏡に仕込むとかの次に欲しいものである。
え? スマホで十分使える?
腕時計にもそんなのある?
スカートの奥も撮り放題?
なんてことだ。
犯罪者が公認されてどうする。

暗闇の中を忍び行くのが犯罪者のありうべき姿ではないか。
犯罪者の矜持である。
平岡正明が嘆いておるぞ。

当選したが「こんなオモチャいらねーよ。自慢の一眼レフの穢れだ」とおっしゃるあなた、そうでございますとも。大の大人がこんなもの持って喜んでいたら子どもらに笑われますぜ。
わたくしめが譲り受けたく存じます。

返礼といっちゃなんですが、高知名物ミレー・ビスケットと芋ケンピをお送りいたします。枕大の大袋ですよ!エビで鯛を釣るとはこのことです。

短冊に願い事を書きましたか?
年端もゆかないお子ら、「事故がないように」とか「平和を」とかちゃんと書いておりましたよ。
大の大人は、「そんなことで事故がなくなったり平和がきたら世話ねーよ」なぞとしゃらくさいことを抜かしております。
願い事はないのか⁉
それほど満たされておるのか?
信用ならぬが、本人が「ない」とするんだからしょうがない。

「願い」と「恨み」は反対語のようですが、
じつは同意語なんですね。
しっかり蓄えて、<意味>の方へ持って行こうじゃありませんか。
言葉だって、タナトスの誘惑に耐えていくべきです。
♪笹の葉さーらさら、軒端に揺れる
あなたの願い事、かなえられますように。

(西岡常一 小学館ライブラリー)読みました。
たいへんおもしろかった。おすすめいたします。
法隆寺、薬師寺の修復の宮大工です。
棟梁と呼ばれる最後の人かもしれない。
鉄筋とコンクリートの現代建築に負けないで、1300年前の五重塔が、幾度の地震に耐えて建っていること、褒めたたえております。
木、馬鹿にはできません。
木と土と紙でこしらえた日本家屋も馬鹿にはできません。
鉄とコンクリート、なんぼのもんじゃ、の心意気。

昔は木のくせまで見届けられた大工がおった。
山が育てた木であったから、その土まで心得ておった。
「技術者はおるけど、技能者がおらん。」

わしも千年持つ家がほしいもんじゃわい。

『僕には鳥の言葉がわかる』(鈴木俊貴 小学館)てのを読みました。

ベストセラーらしい。

カラス・モズには「ピーツピ」、巣のヒナはうづくまる。
ヘビには「ジャージャー」、ヒナは飛び出る。
タカには「ヒヒヒ」。
エサを見つけると「ヂヂヂ」、
ここまでは、ありえる。
シジュウカラは文をつくる。
「ピーツピ、ヂヂヂ」カラスかモズか、集まれ!
ここでね、語順を逆にすると、反応しない。
フィンランドでも同様。
彼らは文法を持っているんだ。

言語を持っているのは人間だけだ、としていた。
ところがシジュウカラも(単純ながら)持っているのは間違いない。

シジュウカラなんぞおれは見たことがない。
なにしろ、鳥といえば、ニワトリ、カラス、ハト、スズメ、ツバメ、ペンギンぐらいしか知らない。
まして、鳥語をや。
博物学や人間学で手一杯のおれには手にあまります。
ご用とお急ぎでない貴方にお任せいたしたい。

ついはなうたで出てくるうたはいろいろある。
アメ―ジング・グレース
雨の中の二人
(橋幸夫 雨が小粒の真珠なら・・・)
さすらい
(小林旭 夜がまた来る 思い出つれて・・・)
星屑の街
(三橋美智也 両手をまわして 帰ろう 揺れながら)
遠くはなれて子守唄
(白川奈美 ねんねん坊やの 住む里は こがらし吹いてる 山の村)
川は流れる
(仲曽根美樹 病葉を 今日も浮かべて・・・)
女ひとり
(デューク・エイセス 京都 大原 三千院 恋に疲れた女がひとり・・・)
想い出まくら
(小坂恭子 こんな日は あの人のまねをして けむたそうな顔をして 煙草をすうわ)
おんなの宿
(大下八郎 想い出に降る雨もある 恋に濡れゆく傘もあろ)
戦友
(ここはお国を何百里 離れて遠き満州の 赤い夕日にてらされて 友は野末の石の下)

歌はもともと自分への慰謝ではなかったはずだ。
歌いかけるものであった。
ところが、はなうたは、だれにでもない自分への歌になる。
歌の着地するところ、なのかもしれない。
短歌―俳句―現代詩は歌の衰弱するすがたなのかもしれない。
衰弱?
落ち着くところに着地した、と言ってほしい。

 

『下谷叢話』(永井荷風 岩波文庫 2000年)
『木に学べ』(西岡常一 小学館ライブラリー 1991)
『源実朝』(吉本隆明 ちくま文庫 1990)
『からだの見方』(養老孟司 ちくま文庫 1999)
『The Long Goodbye』(レィモンド・チャンドラー 村上春樹訳 早川書房 2009)
『イスラム教入門』(中村廣治郎 岩波新書 1998)
『気象のしくみ』(饒村曜 日本実業出版社 2000)

『下谷叢話』以外はみな100円。
ぶっくいん高知古書店は、今は亡き甥っ子の教えてくれた店。

かたりあふ書店が亡くなってそのリリーフになっている。

読むんかい? 活字が小さいぞ。
心眼で読むんじゃ。

『源実朝』はすでに単行本で読んだものだが、段ボール箱から探すのは面倒。再読するか、わからんけど。
『気象のしくみ』は26年前のだった。これは失敗。
まあどうでもいいけど。
まあなんでも景気づけじゃわい。

明けない夜はない、ボケない年寄りはない。
昨年までは、3つ仕事があったら1つは忘れた。
今年は2つ仕事があったら1つ忘れる。
嗚呼堂々のボケ老人。
ゆけゆけタイガー。
トラトラトラ。
矢でも鉄砲でも持って来やがれ。
こうなりゃ世の中に怖いものはない。
そーゆーわけですからどちらさまもどっちもさんも、まっぴら御免くださいませでございます。
そこのけそこのけ、ボケ老人が通る。
狭くあるべき老人の肩身でありますが、
大手を振っております。
公序良俗はいったいどうなるんでしょう。
他人事ながら気になります。
  ↑お前が言うか!?

えー、そんなこんなで世の中(に)くすぶりつづけ、
わたくしども肺の弱い者はゲホゲホの毎日であります。
隣の平気でタバコを吸うおやじからプーチンからトランプから煙たくてしょうがない。
え?おれがか?
えろうすいません。
みなさまは元気で丈夫に長生きしてくださいませ。
いつかどこかでお会いしましょう。