歯を磨いたら流しに真っ赤なものが。
血反吐だ。おらあもうだめだ。
平手酒造の跡を追うぜよ。
よく見たら、歯ブラシの赤い柄だった。
おらあもうだめだ。

久しぶりに本屋に行った。
昔は、ここからここまで頂戴、と言ったもんだが(←うそつけ)、いまは頭がぐらぐらしてしまいます。これほどの本にするぐらい世の中は広いんだなと思ったらね。おれの頭じゃ間尺に合わんわい。

なにも買わんわけにはいかないので、見つけた隅研吾さんの『日本の建築』(岩波新書 2023年第一刷)、袖触れ合うも他生の縁、購入。新書なのに960円。千円札を出したら、「1056円です」とのこと。
おれの現役時代は150円ほどだったぞ。
浦島太郎は、とほほと本屋を去った。
  ↑こういうバカヤロ様が町の書店を廃業に追い込むに違いない。

あなたはそんなことに手を貸してないでしょうね?