『ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ』
8月18日高知自由民権記念館ホールで上映。
内ゲバで死んだのは100人を超える、のだそうだ。
脛に傷持つあなたは是非見なさい。
言っときますが、あたしは該当しません。
該当はしませんが、「なんだ革マル!」とか「この民コロ!」とか「仏の○哲」と言われていた上品なあたしにしては似合わない口を叩いたことも、ないことはない。内ゲバに類したことも、ないこともない。
もちろん、陰惨な人殺しには加担してない。
が、高橋和己さんが生きておれば描いてもらいたかった。
ドストエフスキーが生きておれば新世紀の「悪霊」を書いてもらえたのに、現代の文学者は「危うさ」に耐えきれないのでしょう。ビジネスとして俗受け、でしょうからねえ。
暗いところだってあるさ、人間だもの。
だれかがそこに照明をくれてやったらねえ。
菩提を弔うってのはその作業だ。