
ふと気が付けば暑くなりましたな。
なんですか、「そういえば」というほどの隙を突くような季節の移ろいでございます。
日頃、ボーっ生きてんじゃねーよと叱られておりますあたしなんですが、まあ、諸兄らもあんまり違いはないでしょう。
お前といっしょにすんな!と怒る方もいないではないでしょうが。
春すぎて夏きにけらし白たへの衣ほすてふ天の香具山
あーつまらん。
季節の移ろいが精神になにごとかであるような心持ちがつまらん、とは日本人は思わなかったんだろうか。
思わなかったんだよねえ。
移ろふというのが大事件だったんだ。
かすめ取って逃げ去るとか、おいらを置いてけぼりにするとか感じていた。
時間を、<創造>ではなく往復する<移ろい>としていた。
写真は5月4日の甥っ子の四十九日の法事であった高知市比島・龍乗院前の薔薇の館(やかた)。
花を召しませランララン♪