
『樹木希林 120の遺言』(宝島社 2019)
これも同じく同僚S氏から。
奥さんの本らしい。奥さんは要介護、とのこと。
《自分の中の持って生まれた綻びっていうのか、人間としてのダメなものを修繕しながら生きているっていう感じはするんですよね。》
《あたり前にまず物事を考えないと、あたり前に自分が成長していかない。》
樹木希林というのは寺内貫太郎一家の「ジュリー!!」しか知らないけれど、こんなに常識を先鋭に打ち出している人だったんだな。
常識が成熟することをあたしは考えている。
お前がそんなこと言えるのか?
いやまああたしも大人になりました。
うそつけ!
常識が成熟すれば自民党を転覆させるぐらいの先鋭なものになるさ。
おれたちの常識が卑俗と同義だと捉えられているかぎり、
革命は遠い。
S氏が次に持ってきたのは、
『人をトリコにする”ひと言添える”作法』(臼井由妃 アスペクト社)
『一生お金に困らない生き方』(心屋仁之助 PHP研究所)
の2冊。
臼井さんのだけ読みました。まことにもって。
心屋さんのは、遅かった。もうちょっと早ければな。