■筑摩書房 現代世界ノンフィクション全集21
・ハラー「アイガー北壁の初登攀」
・ノイス「エヴェレスト」
・フランコ、テレー「ジャヌーへのたたかい」

これも甥っ子から。読みはじめた。
登頂できるかどうか、神のみぞ知る。

ハラーは、先日読んだ『チベットの七年』の作者じゃないか。
ブラッド・ピット主演『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の原作者。
アイガー北壁の挑戦はその数年前の話となる。
アイガーへの挑戦を勇気づけたヴェーゲナー夫人というのは、のちにハラーの姑(しゅうとめ)になる。夫人の夫君は、ハラーの舅(しゅうと)、なんと大陸移動説をとなえたアルフレッド・ヴェーゲナーじゃないか。
彼は1930年の冬、グリーンランドで遭難、不帰の客となった。
『大陸と海洋の起源』(岩波文庫)は読んだ。
縁は異なもの。

 

■本田勝一『憧憬のヒマラヤ』(集英社文庫)

これも甥っ子からだ。

彼は京大で探検部を立ち上げたらしい。

京大・パキスタン合同ヒマラヤ探検の記録。

隊長の藤田和夫氏は、「日本はあっちから小突かれこっちから小突かれしてグズグズ。日本に巨石文化がないのはそのせい」と言った『日本砂山列島』の著者。


■野原一夫『太宰治 結婚と恋愛』(新潮社1989)
これも甥っ子から。
■安藤桃子『ぜんぶ愛。』(集英社2021)
これは同僚から借りたもの。

「鈴木様 安藤桃子」のサイン入り。

カバーの絵は桃子画伯。
桃子さんは奥田英二の娘。
2014年、高知に移住しキネマⅯという映画館を作った。

女というものはありがたいもんですじゃ。
みんな弁天さまじゃ。
  南無大悲観世音