なにしろ息子の結婚式だった。
コロナがどーの路銀がどーのと言っておれん。
浮世の義理というものである。

↑8月26日、伊丹空港近く。
トリミングしてない。
下の一番大きな前方後円墳は仁徳天皇陵とされているものでしょう。堺市のこのあたりは百舌鳥・古市古墳群として世界遺産に登録されているらしい。古墳だらけだ。
画面でも4つ見える。
式のも1枚。

新婦の姉さん方の子ども衆。
三つ子の女の子が「天使」と言われていた。
新婦は4人姉妹の末。
御父上に、「姉妹(きょうだい)というのはいいものですねえ」とほめちぎってやった。
明けて28日。
時間があったのでふらりと外に出た。

↑神戸税関。
暑いし慣れぬ靴で足は痛いし新しいビルばかりで期待していた異人館風の建物は見当たらないし早々に引き返した。
伊丹空港の本屋で講談社学術文庫『菊と刀』(ルース・ベネディクト)を買った。
この本は昔読んだし、段ボール箱にまだあるはずなんだが、袖触れ合うも他生の縁、つい買ってしまった。
柳田國男は、敵国にこのような分析があたえられたことを悔しがっていた。
恩、義理、「恥の文化」等。草々頓首