
須崎―窪川―四万十川のまんなか大正町から国道439号に入る。
幅員いきなり狭くなり国道とは名ばかりのわくわく林道。
中村市に通じているはず。
写真は杓子峠の切通し。
小さくR439のおむすび型標識が見える。
画面奥からやって来た。
この辺幅員やや広い。道中はこんなものではない。
この名の由来は知らない。
静岡県芦ノ湖あたりに杓子峠というのがあるらしい。
幸い対向車には一台も出逢わなかった。
スポーツ型の自転車一台と遭っただけでした。
この林道を延々30キロ近く走った。
全国の酷道マニアの最後の聖地であります。
当分拡幅もありますまいが、
なるべく早く巡礼されることをお薦めいたします。。
以前、昔通ったと言いましたが、どうも間違いだ。
通ったとしても助手席だ。
やっぱりお初だとおもう。
無事に中村(現四万十市)に着いた。
途中蕨岡という所に、1221年鎌倉の北条氏に対して兵を挙げた承久の乱で敗北した後鳥羽上皇の子として土佐に配流された土御門天皇を祀ったとされている高良神社があった。
あれから武士の時代となったんだよね。

そんなわけで、255キロも走ってしまいました。
気うつ散じの秘儀でもありましょう。
健全な精神をお持ちのあなた方は真似しないように。
おかげでわたくし腰が痛くなりましたです。
とにかくこれで嘘偽りなく高知県内の国道439全ルートを走破したことになります。オリーブの冠ものであります。