万事休す。絶望的です。
PC9821は、ウィルスどもにお城あけ渡しです。
同封の、届かなかったでしょう同報版「地獄から帰ってきたか?中村」で書いた通りの処置は施しましたが、No.3の魔太郎氏からのメールでは、駆除されていないとのことです。円鏡からも同様の報告を受けました。ギンナンからはFAXで、VBS.REDLOFのA型・M型に冒されている、OSの入れ替えが(彼のも私のも)必要か、と。
冗談みたいですが、DOS画面から、タイムスタンプ2006.4.24の「PCPHOTO.INI」なる訳の分からぬファイルを見つけ削除しました。チャンバラごっこで泣きながら竹の刀をぶん回しているガキみたいです。INIなる拡張子も私は知りません。
ウィルスもファイルの一つでしょう、所詮。レジストリーを書き直し消滅するようなプログラムだったら、おいらなんかにゃ手の施しようがない。おまけに、CDでも聴きながら書くか、と思ったら、CDも聴けなくなってしもうとる。
貧民の灯火PC9821は放棄するしかないか!?
僕みたいな友好平和の男が、身に覚えのない「戦時体制」に投げ込まれたあげく、何が何だ分からないまま敗戦処理を強いられるのは、承服しがたい。戦争はどこにでもある、ネットでも、ってことか。身に覚えがあろうがなかろうが。
今回は、ほんとにめげてしまいました。
『マルテの手記』は青臭くって中途放棄。セリーヌの『夜の果ての旅』にしました。面白い。ヘンリー・ミラーが絶賛したのも分かります。ミラーも大好きな作家で無茶苦茶おもしろかった。セリーヌが死んだ翌日へミングウェイが死にました。セリーヌはポロ切れのように、または、ランボーのように、へミングウェイは郷愁にまみれて、または栄光のうちに。
ランボー以後、フランスには重箱の隅をほじくるような繊細でデリケートな文化人しかいないかと思っていましたぜ。
この話は「同報版」が復活した暁に使わせてもらいましょう。ともかく、文学などと言ってありがたがっているうちは、話が始まらないやね。
久しぶりに「一太郎」で書いています。「ワード」よりも使いやすいから。パソコン通信の時代は、「松」が気安かったんだが。ワープロ時代は断然富士通OASYSの親指シフトっす。・・・昔話している場合ではない。
HP機のモデムボードを買って来ないと、この世の孤児(みなしご)になってしまします。どうして人間は孤独が耐えられないんだろうか?対になりたがり、家族的or社会的存在になりたがる。なぜだ?
なぜか知らんが、数年前からPC9821からのFAX送信が出来なくなっております。e-mailがだめならFAXがある、それがダメなら手紙がある、この多層的な安全保障が現代というものでしょう。それを保存しておかねばならぬ。がんばれ!全逓、そしてすべての庶民。税金を納めるだけが仕事ではない。 2006.6.12