10・9 地区運動会なのに、逃亡して、長距離ドライブ。
リチャード・キンブルの気分で。



こんな気分で遊びに出ても、ロクなことにはならない。



一面のコスモスの中でお弁当、の予定で、遠く離れた
愛媛県三島の翠波高原というコスモスの名所へ向かったのですが、
例によって、あっち寄り休憩、こっち寄り一服で、
くねくね道をやっと登って着いた時には、
2時をおおきく過ぎていました。
しかも!入り口に「コスモスは終わりました」の看板。



そんなアホな。
だってね、里の方では、まだあんなに咲き誇っているんやで。



その時、一同、ハッと気が付きましたが、もう遅い。
秋は、山から下りて来るのです。
紅葉は、高地からすそ野へ、ではありませんか。



桜は里から山へと前線が移動しますから、
コスモスもそんなようなものだ、と思いこんでいました。



チェックを入れるヤツは一人としておらんかった。
おバカです。大バカです。
バカのシンクロニシティ集団です。
 cynchronicity→一人が「あ、幽霊が!」とか「あ、UFOだ!」
 と言ったら、他の人も幽霊やUFOを見てしまうといったような、
 心理的共鳴現象の意味。たぶん。
 ありそうでないけど、意外にあるんじゃなかろうか。
 「鬼畜米英」なんかもね。



刈り取られ、ガラーンとした標高750メートルの高原で茫然自失。
子生えだけの土でも持って帰ろうかと思いました。
「甲子園の土」や!



愛媛ナンバーだけではなく、結構県外の車も来てまして、
「こいつら、みんなアホや」と、某夫人は高笑い。
 目くそ、鼻くそを笑う。



「コスモスは終わりました」の看板は、もっと下の所に表示しろ!
愛媛新聞に投書したれ!と怒りまくって下山の途中にも、
登ってくるアホたれの車多数とすれちがう。
や~い、バカバカ、お前の母ちやん出べそ。



なんて間抜けな休日だろう。
こんなことなら、地区民の義務を履行すれば良かった。



フンマンやるかたない帰途で、
『カラオケ呑みや にわとり』なる店を発見し大笑い。
減点エヒメよ!
たった一軒のほのぼの看板でポイントを回収したのだ。
この店を名誉県民として顕彰すべきであろう。
 爆走中のことゆえ、残念ながら、写真は撮らなかった。



ま、そんな日もあるさ。
長い人生の中、最悪の日はいくつもある。
10枚集めれば、「大吉」になるそうです。ウソですけど。



次の休日には、近場の川原で芋煮会でもしよう。  2005.10.12