ぼくは魚が大好き。
それも生(刺身)が好き。
なけりゃ、干物も、またいい。
旨味が凝縮されていますでの。
タラ、ホッケ、サバ、アジ、サンマ、カマス、
スーパーでは何でも買えるようになった。
何でもよろしいが、庶民ナカムラはアジが好物。
ウルメや沖ウルメ(これは丸干し)ときたら、最高ランク。
アジだったら、丸干し、よりも、開き。
その「開き」に、二つのやり方があるのに、驚いた。
頭から真っ二つに開く、って手法もある。
その2態を添付しました。見てくれ。
上のヒラキ、あたしにゃ、とても旨そうには、見えませんでした。
なんか、「無残」な気がします。
命を供した生き物に対する礼を失した待遇ではないかと。
そりゃあ、2アクションと1アクションですから、
作業性の効率では頭から真っ二つ、がいいんでしょうね。
でも、ぼくは、ヤ、なんですよ。
合理主義も作業効率もへったくれも俺には関係ない。
嫌なものは、嫌、です。
でも、頭から真っ二つの佐賀産のアジの開きを食ってみりゃ、
結構うまかった。油ものっていたし。
おいらの美意識も、味覚には勝てない、のかもしれない。
・・・慣れればいいんだ。
けれど、美意識のルネサンスをわたしはひそかに願っています。
『どっちの料理ショー』で国論を二分する論争を仕掛けてほしい。
「平和日本」を全世界にアピールすることができるであろう。
「美しい日本」の宰相、安倍さんにも出席してもらったらよかろう。
へたすると、二文化圏間で独立戦争が勃発するかもしれん。
国会でどちらの開き方が正しいのか、ちゃんと論議してほしいな。