070408_1 ぼくは魚が大好き。
それも生(刺身)が好き。
なけりゃ、干物も、またいい。
旨味が凝縮されていますでの。
タラ、ホッケ、サバ、アジ、サンマ、カマス、
スーパーでは何でも買えるようになった。
何でもよろしいが、庶民ナカムラはアジが好物。
ウルメや沖ウルメ(これは丸干し)ときたら、最高ランク。



アジだったら、丸干し、よりも、開き。
その「開き」に、二つのやり方があるのに、驚いた。
頭から真っ二つに開く、って手法もある。
その2態を添付しました。見てくれ。
上のヒラキ、あたしにゃ、とても旨そうには、見えませんでした。
なんか、「無残」な気がします。
命を供した生き物に対する礼を失した待遇ではないかと。



そりゃあ、2アクションと1アクションですから、
作業性の効率では頭から真っ二つ、がいいんでしょうね。



でも、ぼくは、ヤ、なんですよ。
合理主義も作業効率もへったくれも俺には関係ない。
嫌なものは、嫌、です。



 でも、頭から真っ二つの佐賀産のアジの開きを食ってみりゃ、
 結構うまかった。油ものっていたし。



おいらの美意識も、味覚には勝てない、のかもしれない。
・・・慣れればいいんだ。
けれど、美意識のルネサンスをわたしはひそかに願っています。
『どっちの料理ショー』で国論を二分する論争を仕掛けてほしい。
「平和日本」を全世界にアピールすることができるであろう。
「美しい日本」の宰相、安倍さんにも出席してもらったらよかろう。
へたすると、二文化圏間で独立戦争が勃発するかもしれん。
国会でどちらの開き方が正しいのか、ちゃんと論議してほしいな。