いくつかの疑問が出てきました。
1.今回の地下核実験が国民に広報されていないらしいこと。
2.地震波の測定によると核爆発にしては小さく、失敗の可能性が
あること。およびもう一度の実験がありうること。
3.経済制裁を「宣戦布告」と受けとめると言っていること。
1の疑問は、失敗の可能性があることを見越して「国民の祝祭」に
はしなかったのだと類推できます。かの国には国民と共有する「富」
があまりに乏しいのです。
3は、ハリネズミにはありがちなことです。テポドンがハリネズミ
級ならいいんですが。
ぼくは、武器としての核を少数の国のみに占有させるのは不条理だ
と考えています。他国が核兵器を持っており、自国にそれを開発で
きる技術的「富」があれば、誰が何の権利をもって「禁止」を言い
立てることができるんだ?誰が世界のマスターなんだ?
「神さま」しか判定できまい?その神は世界にあまねくばら撒かれ
ているではないか。
いや、もう一人、神がいたな。力関係と言う神がね。
ぼくは北朝鮮に類縁を感じている訳ではないのですが、
「懐かしさ」は持っております。
天皇家も含め歴史的な出自の近親感も大いにあるでしょうが、
つい最近の「大戦」時の狭窄感を共有しているのかも知れません。
テポドン怖い、ばかりを言っていてもだめだよ。