080119 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000000-hsk_ak-l05
ごっついいぞ。
蜂の子(ミツバチの幼虫)をうまいうまいと食っていたあなたにはこたえらんでしょう。
某ブログ氏によれば、脳がチョコレートとして認知できず、味覚が阻害された旨の報告がなされていました。食われている「幼虫」より、食っている彼の口の方が、よりグロかったけど。

食らう口、というのは、グロなものです。
昔、政治家の口のアップを収集した写真を見たことがあります。
やっぱり、グロでした。
ぼくは、人様にはぼくの食っているシーンは見られたくないなと、思っていた経験があります。
<食う>という幸せが、とても恥ずかしいことだと思いなしていたのでしょう。
言いうべくんば、一種の犯罪行為だ、と。
セックスを見られるんと同じだ、と。
この辺の機微は、上手によう説明できません。
視界に自分の鼻が見えて気になってしょうがない、という人もいます。
同様な神経症の一態様でしょう。
「健常者」の皆様には、縁のない世界です。
 ←あまり信じていないですけどね・・・。あはは。



話を元に戻しましょう。
脳と味覚と個体維持、この三角関係には奥深いものがあります。
あんなに美味い蜂の子やカブトムシの幼虫が現代人の味覚から排除されたのでしょうか?
アポリジニには保存されている、って?
<食糧>というものが2000年のうちに<概念>化されてしまったからです。
「人はパンのみにて生きるものにあらず」とキリストも言った。
個体維持は、もちろん<類>維持の後背に置かれるべきものです。
ところが、<類>維持の基本的な欲動が個体維持の欲動に食い潰されているのが今なのだ。



フロイトもユングも解決能力を無くすような時代ではある。
ここでオイラが登場!? 
そんな能力、あるわけなかろう!