(ハードボイルドな涙)
言うまでもない!
すべての自死は、世間への批評です。
彼(彼女)の生存を彼の属する「世間」のキャパシティが受容しな
かった・できなかった、ということです。
戦争死もテロによる死も自死も、狭隘となったキャパ(受容能力)
による圧死なのではないでしょうか。
虐待死も「いじめ」死も、《刑死》のイメージと重なります。
それらは、自分が生存することが<犯罪>なのだとして、
「自罰」した、ようにおもえます。
え?虐待死も?
ええ、ぼくにはそう見えます。
説明が必要みたいですが、いずれまた。
生存することが、なぜ《犯罪》になるんだ?
誰がその罪を罰したことになるんだ?
そんなことは世間が許さない、だって?
世間が、じゃないだろ。
「あなた」が許さないんだろう。
と、太宰治は言っていました。
