070912 「美しい日本」を作る前に辞めるのか?
一年前、安倍政権が誕生して間もない時から
ダッチ・ロールが始まった。
わたしは万事鷹揚な性格ですからね、「よい、よい。捨て置け」「つまらぬ事で騒ぐでない」と(馬鹿)殿様みたいにのったりと構えていたのですが、どうして、お城下は自殺者が出るほどの大騒ぎ。
三日前、インド洋での給油活動継続如きに「職を賭す」などと言い出すに及んで、こいつはヘンだと思わざるを得なかった。
感覚が(庶民とは)完璧にずれておる。
高邁すぎるのも、どうかと思うね。
「民の竈(かまど)」を慮(おもんばか)る視力を持っていない宰相は、いかがなものか?



僕は、好き嫌いはあまりない。
日本の首相でも「こいつは嫌いだ」と思った人は一人もいない。
みなさん、それぞれの宿命を背中に負って登場しているのだから、わたくし如き三流庶民が好きだ嫌いだ言っても詮のないことであります。安倍さんにしても、「アホやな~」と大阪弁で、愛があるみたいな言い方しかでけしまへん。



でもね、生活者というものに思いを致さない為政者はダメです。
美辞麗句の金殿玉楼で国民を釣ろうと思ったらいけません。
「漁(すなど)り人」に必要なのは、聖書のよれば「愛」です。
「心に愛がなければ、どんな言葉も相手の胸に響かない。」
 聖パウロの言葉より



まあ、松岡某のような自殺という決着でなくてよかった。
少しほっとした。





                    愛の伝道師ナカムラ