前回の写真は「関田理髪店」とはまるで関係なかったことを申し添えておきます。すまなんだ。それらしい挿絵がなかったもんで、つい。
過ぎたことは西の空へさらりと流しましょう。
とは言うものの・・・。
交換価値なき、昔の資産も捨てがたく・・・。
スキャナーが生き返ったので、今日は一日中昔のネガを取り込んでおりました。不健康極まりない久し振りの休日でした。
これも、せっかく苦労して取り込んだThinkPadがアカンなったからだよ。IBMのへたれマシンが! ♪あなたにあげた夜を返して。
宝くじでも買った方がなんぼ良かったかしれん。
上の写真はその中の一枚。
だれか通らないかなー、と30分も待ったっけが、ひとっ子一人なし。
だれも通らなくなった橋はさびしい。
Like a bridge over trouble water
I will lay me down
と、サイモンとガーファンクルは歌った。
そんな(見えない)橋がいっぱいあるだろう。
命を投げ出した「橋」でも、誰も渡らなかった、
というのもね、あるだろうさ。
朽ちた橋にはそんなメタフィジクスがある。
不思議な橋がこの町にある
渡った人は帰らない (song by 浅川マキ)
小川徹の評論集に『橋の思想を爆破せよ』というのがあった。
ずっと気になっているタイトルなのだが、
どうせたいしたものではあるまいて。