061127 昔見た雑誌に掲載されていた写真が
どこかで見たような気がしていた。
それを高知駅近くで発見しました。
左の写真は私が撮ったものです。

その雑誌は、『デジタルカメラ マガジン 2002年10月号』。
うちにはその手の雑誌はこの一冊しかないから、
すぐ確かめました。
同じです。
自動販売機の配置がちょいと違うぐらいです。

でも、画面構成、アングルの取り方、タイミングが違う。
手練(てだ)れとアマチュアとは、さすがに、違う。

「感性」とは言うけれど、
修練を舐めてはいけないな、と思いました。

太宰治は、風呂屋で鏡も見ずに剃刀で髭を剃りあげる
おっさんを見て、見事なものだ、と感心していました。
その道の達人、というのも、この程度のものと言うべきか、
腰を抜かすほどの「達人芸」と言うべきか、
あたしにゃ分かりません。

ルーチン・ワークをそつなくこなす職人は、
それだけで「至芸」、なんだろうな。
褒められもせず、苦にもされず。

そんな訳で、(→どんな訳だよー。。。)
みなさまは、それぞれの芸を磨いてほしい、
きら星のような芸の点在が地球を輝かすように、
高知に落ちた星の王子さまは願っております。
♪チャン、チャン。