071124 日頃美女の膝枕でボーッとしているだけのわたくしではありますが、たまに新聞を読みます。どれどれ、世間の民草は・・・



■切れる中高年
新聞読んでみると、書いてあった。
最近になって電車内で乗務員に乱暴する中高年が増えて、困っているそうです。
「プッツン、切れちゃった」小沢さんもその例に挙げられておりまして、小沢さんにしてみればいい迷惑です。
おいら、ぼちぼち荒れる中高年が登場するかなとは予想しておった。
太宰の『右大臣実朝』では、政争と戦乱と天変地異にほとほと嫌気がさして、流れ者の陳和卿なる怪しげな人物に船を造らせ宋にとんずらでもここうとしていた実朝像を描いていました。(太宰のテーマはちょっと違いますけど。)



いまの中高年、トンズラして行く場所、ないもんなー。



■山の棄民
「鉱山資源を吐き出し、家や土地はダムに取られ、都会に若者を出し、住宅需要に応えるため良木を出し尽くした。そうして都市が育った。現代日本の成り立ちは、つまりそんなふうだった。」
高知新聞の石井研氏は、こうウップンを吐露していました。



人間には足があるので、行こうとしたら何処へでも行けるはずなのに、棄てられた山の村で息子と先祖の墓を守っている90歳の婆さんの話です。



待てよ、
人間には、「移動の自由」なんか、実はないのかもしれない。
いやー、ありそうでそんなものはない、んではなかろうか。
幻想だけが生き延びる手立てなんだ。



■時代閉塞の現状
100年前、啄木はその文の中で、「かくて日本には今『遊民』という不思議な階級が漸次その数を増やしつつある。今やどんな僻村へ行っても三人か五人の中学卒業者がいる。そうして彼らの事業は、実に、父兄の財産を食い減らす事と無駄話をする事だけである。」と言った。
流動しない空気という強権に囲繞(いじょう)され、窒息状態でアル。
と、25歳の青年・啄木。
曰く「一切の美しき理想は皆虚偽である!」
「必要は最も確実な理想である。」



■酸素欠乏
そういえば、近ごろ空気中に酸素が少なくなった、ような。
温室効果ガスが増えているのはご承知でしょうが、
酸素濃度もどんどん減っているらしいです。



■今こそ念仏を!
   (略)



 ☆ThinkPadが生き返りました!
 ちょいちょい生き返るという悪ふざけはやめてほしいです。