おいちゃんはね、大きな声では言えないけどね、
ここだけの話、美少女大好きです。
『シベールの日曜日』のパトリシア・ゴッジから始まりました。
『ペーパー・ムーン』のテイタム・オニール。
♪It's only a PaperMoon・・・
『レオン』のマチルダ役のナタリー・ポートマン。
これが極私的美少女御三家です。
少女とは言えませんが、
『緑の館』のオードリー・ヘップバーンも入れたいような。
ハーレ・クイン小説みたいで、恥ずかしいっすけど。
相方は天下の美青年アンソニー・パーキンス。
ルネ・クレマン監督『禁じられた遊び』のポーレット(ブリジット・フォッセー)は、もちろん除外です。名作なのにごめんです。
斉藤龍鳳によると、中学生はかろうじてその範囲ですが、
今になっては、もうダメです。小学校6年まででしょう。
「美少女」と言えるのは。
女になっていないくせに媚びる術をあみ出している。
これが美少女です。
少女を侮(あなど)るべからず。
子供の姿態を取りながらすでに男を手玉に取りたがる。
この小悪魔に翻弄されたがる大の男もいることでしょう。
父性願望と幼児回帰願望がないまぜになったら、ね。
『レオン』のジャン・レノはその願望の虜(とりこ)になった。
上記4者は、その意味で蠱惑(こわく)的です。
『禁じられた遊び』が選外なのは、これでお分かりでしょう。
相方は必ず大の男でなくてはならないのです。
そして、男は完成に向うのではなく、回帰に向う。
大いなる回帰へ。胎内という宇宙へ。
恐るべし、美少女。
僕は、いまだに『赤色エレジー』のサチコに恋している。
女に惚れたが身の不運。
余談。
子孫を作るには必ずしも男がいるわけではない、
ということ(キリストを生んだ処女マリア、がいるでしょ)を、
男は忘れたがる。
生物学を忘れてはならない。
雌というのは、単性生殖しうる性、です。
(ただし、生まれるものは、すべて雌、のはずですけど。)
・・・続く、かも。
この一文で謹厳実直なオイラのイメージが・・・。