(わが家では)いつもなにかが壊れている。
音をたてて壊れるものや、
静かに壊れていくものもある。
昨日、わたしの記憶が壊れていた。
今日、ThinkPadが壊れた。
古いものは壊れず、
新しいものは壊れる。
女房子洪に拉致されたThinkPadは、
壊れてはじめてわたしの元に帰って来た。
「パパ、カブトムシ壊れちゃった」みたいに。
生き物には生き物の生命原理があり、
コンピュータにはコンピュータの作法がある。
それを崩して生きながらえるものは、この世にない。
コンピュータの基本システムは、まだ生命力がひ弱だ。
環境適応能力が脆弱なんだ。
使用者の脳味噌が脆弱なんだ!
とは、決して言わないところが父の偉大な所である。
何かのデバイスドライバーが壊れているとの警告。
何度かトライして、最初にっちもさっちも行かなかったものを、
どうにかデスクトップ画面が出るようになった。
うまく行ったら、CD-RWにバックアップして、
リカバリーかけることが出来るかも知れません。
こんな仕事、まったく気乗りがしません。
今日はここまで。 2002.11.10