790802 某ブログに、「わたしは排除される側にまわる」と不用意に書き込みしてから、沈鬱な日々を過ごしています。
酒のせいではありますが。



マルクスらの考えた「二つの階級」というスッキリした対立の構図ではなく、排除する側VS排除される側、という構造はまるっきりスッキリしていない。上を下への大騒ぎの錯綜した大擾乱になります。資本家VS労働者は、互いに補完し合う関係でしたが、まったく違った補完関係を結んでいるようです。



円環(リサイクル)したり、逆倒したり、ジャンプしたり、裏返ったり、何がなんだか分からない。被差別部落問題も宗教対立も、この範疇に入ります。なんでしたら、健常者VS障害者、核兵器保有国VS日本、正社員VSパート、保険システムから排除されたワーキング・プアなんてのも入るでしょう。



VS、というニ項対立に持ち込まずに止揚(ああ恥ずかしい弁証法)する方法を、つまり第二のマルクスが登場することを私は心底期待しております。頼むよ、masaさん、人夫どの。



太宰治は、「必ず負けてやる」と言っていました。
マイナスのカードを集めてプラスにする、という野心を秘め、必ず「負け組」に参与するの覚悟を持っていました。



「排除」は、富が分かち与えるほどの豊かさを持っていないことから来ております。他人からぶん取ることが「富」なんだ、ということだったら、仕方ありません。惜しみなく与えなさい。



その代わり・・・?
その代わり・・・?
その代わり・・・? 与えた代価は、・・・何になるんだ?



久し振りの休日だったのに、雨。
一日不貞寝とゲームでした。
雨が止んで草むしりでもするか、と外に出たら、蚊の襲撃。
しっぽを巻いて家に逃げ帰りました。
生産しない休日は、ほんとにショーモーです。