でかいボラを貰いました。
うち一匹の半身は刺身にして食っちまいました。
料理人はJこのわたしです。



河口をうろうろしていたり、
群れになって上流に登っているようなボラは、
泥臭くて食べられないのですが、
「沖ボラ」は、美味い。



チンケな料亭では、「鯛の刺身で御座います」と言って、
実はボラ、だったりします。



ボラれる、という言葉は、ここから来ています。
 →ウソです。 たぶん。



一番でかいやつの腹を割ったら、立派なクマゴを持っていました。
カラスミじや-。ヤッホー。
話には聞いたことがあるが、食べたことはない。
なんでも塩漬けにして、天日に干すのだそうだ。



そんなの、カンタン。
これを作ろうじやないか!
飴色になった珍味カラスミを肴に、土佐穐の吟醸酒で一杯。
こりや-、いけますよ。



次報を待て。               2003・10・24