Google_ear という訳で、Google Earthをインストールしました。
「3Dアクセラレータカードが必要です」との警告。

知ったことか!



うはー、すごいやgoogleさん。
ズーム(もスクロール)もシームレス。
『ウエストサイド物語』の、上空からの鳥瞰からニューヨークの空き地でバスケットボールに興じるシャーク団(ジェット団?)まで視点が降りていくプロローグを思い出しました。垂直に対する指向性がワシら東アジアの民と、ちょいと違うなー、とも思う。



なぜか、海溝や海嶺も見えます。
東太平洋海嶺から押し出された太平洋プレートがユーラシアプレートにぶつかり、日本海溝で潜り込んでいるという「プレートテクトニクス論」も見えるかもしれない。
大陸移動説のウェゲナーに見せてやりたかったね。
2億2500万年前の大パンゲア大陸から分裂し、流れ流れて現代の6大陸になったという「生きている地球」の壮大な物語です。



猫の額ほどの高知平野にも山はたくさんあります。
ランドサットの画像を見て、初めて太平洋側のプレートから押されて出来た山なんだということがわかりました。褶曲の山がほぼ東西に走り平行して出来ているのです。



オーストラリアのエアーズロックは見れるかいな?
発見できませんでした。
その代わり中東部でへんな地形がありました。
北西から南東に画像が流れているような縞模様があります。
地層でした。
オーストラリアもただのたりのたりと流れて来たんじゃない。
大変な地殻変動があったんだなー。



人間の移動可能視点領域はここまで来たんです。
先日の「トリビア」に出てきた「あのネズミ」のベルサイユ宮殿も見ました。観光客の一人一人も見えます。ハリソン・フォードの『パトリオット・ゲーム』では、リアルタイムな衛星写真を見ながら航空機からターゲットを射撃するシーンがありました。



金正日も今ごろ、Google Earthで、次のテポドンの標的はここかなー、てやってんだろうな。よろこび隊の面々が「首領様、ヤボはおよしなさいませ」と言ってくれたらいいけど。