ThinkPadを見たとき、こりゃー買うしかないと思った。
オリベッティ「レッテラ・ブラック」の現代版だ。
2001年9・11のちょい前、全資産をi1800に投入した。
500円玉貯金箱が缶切りによってこじ開けられたのである。
・・・一年たってHD不調におちいる。以下略。



デザインに惚れる。美人に惚れる。
というのも若気の特権ではありましょう。
吉本隆明さんも、美人に惹かれるということがわれながら解せない、
と申しておりました。



中部ノートセンターなる修理屋サイトでは、ThinkPadの電源、HD、モニター、外部メモリーの認識不良などの「故障」についてIBMの冷淡な対応と高額の修理費に呆れるコンシューマーの報告が縷々書き込まれていました。
IBMの、安物部品をかき集め・修理で二重儲け、の経営戦略も知らず、無邪気なものです。



若松から電池が届きました。
速攻入替えて、ThinkPad劇的に復活!
を信じていたんですが、・・・とほほ、電源入りません。



それから10日。
まさか俺さまがそんなチョンボをするわけはないが、
+-を間違えたかもしれない。
最終兵器!極をひっくり返してしまおう。
悲壮な覚悟で、試しに(最後の)電源オン。
おーーーーーーっ、入りましたー。



BIOSの設定画面から、日付だけ修正して、Me再び。



電池でもないとしたら、何が悪いんだろう。
揮発性システムという時計をIBMは仕込んでいるんじゃあるまいな。



だいたい、ThinkPadのマニュアルには、(バッテリー以外に)バックアップ電池というものがあり、それは消耗品です、とは一っ言も書かれていない!のも問題です。
それがために幾多のThinkPadが廃棄処分にふされた事か。
恥を知れ、IBM。
レノバはどーなんだ?



PS.復活したらWindowsとLinuxのデュアルブートを考えようかと思っていたが、
もうどうでもいいやい。