ニュースレターWORK-WISE11月号より | ヘナ伝導師 グッチのほっこりヘナブログ

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ヘナに魅せられて2018年~沖縄でヘナの栽培を始めました。インド産では実現できなかったすべてのことを実現するには、自分でやるしかなかった。この素晴らしい出会いに感謝しつつ、常に改革改善、より良いヘナ作りに励んでいます。

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沖縄県うるま市

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こんばんは!今日は千葉ヘナ塾でした。

今朝、6:30ごろの東京羽田空港近くの空です。大都会の東京、世界有数の都市でありながら、こんなに綺麗な青空が見られることを海外からの旅行者の皆さんはとても驚かれます。

 

昨日は沖縄から上京する前にバタバタと準備を済ませ、羽田行きの飛行機に飛び乗りました。

   美らヘナファクトリー石川では連日のヘナ加工に追われる毎日ですが、これが不思議と苦にならないのです。これは畑仕事もそうですが、ヘナやインディゴに関わる仕事では疲れを感じることもほとんどありません。
世界最高品質のヘナ&インディゴを作っているという自負とそれを使って頂いている方々にもっと良い製品をお届けしたいという使命感でパワーが漲ってくるのです。そのことを有り難く幸せに感じています。

 

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【 ニュースレターWORK-WISE11月号より   】

 

【恩納村博物館探訪】

 美らヘナファクトリー石川から車で5~6分のところにある道の駅「おんな(恩納)の駅」には、よく買い物に行きますが隣にある博物館が以前から気になっていましたので訪ねてみました。”おんなの駅”は観光客にとても人気があります。平日でも駐車場はいつも混み合っています。
池を挟んだ向かい側に恩納村博物館があります。
今年は戦後復帰50周年の記念の年とあって「復帰から半世紀を迎えた”うんな展”」が開催されています。
うんな=沖縄の方言で恩納村のことです。

  館内に入って受付の横に昔懐かしい品々が展示されていました。私もお世話になった小学校の給食の食器です。
私たちの時代は、まだ米食はありませんでした。コッペパン、ミルクパン、食パンのみ、カレーが大好きでした。

 職業柄というか、この手動バリカンは中学生のころの苦い思い出があります。中学のころは坊主頭と決められていて頭皮を指で挟んで指から髪が出ていると頭髪違反となり、昼休みか、放課後に「体育教官室へ来い!」と呼び出されて、このバリカンでガリガリ切られるのですが、体育の先生の腕のせいか?バリカンの切れ味か?とても痛い思いをした経験があります。さて、私の昔話はこのくらいにして・・・
展示室へと足を進めます。

   常設展示室に入ると、先ず目に飛び込んできたのが
サバニと呼ばれる沖縄独特の釣り船で漁をする海人(うみんちゅ)=漁師です。
水中を見るための道具は現在でも用いられる形と同じです。驚いたのがこちらの当時使われていた水中メガネ、現在の競泳用のゴーグルと形がそっくりではありませんか・・・。

   展示室中央にタコを捕っている女性がいらっしゃいました。
  「沖縄のタコ捕りはタコ壺を使いません。タコはサンゴ礁の岩穴を巣にしている。」捕ったタコは塩漬けにし、足を広げて竹竿につるして乾燥させ子供たちは乾燥タコをガムのようにして食べたそうです。

    昔の農機具が展示されていました。目を引いたのが、この脱穀機です。ヘナの葉落としをする際に使えないかな?そんなこと考えてしまいました。それにしても昔の人の知恵は凄い、と改めて思わされます。

  戦前の一般家庭の食事は味噌汁にジューシー(雑炊)、ふかしイモです。  ジューシーが普段の食卓に上がっていたのではありません。当時はご馳走なのです。

   〔食事の時間と内容〕
午前6時/ミークファヤー(目覚まし):イモ
午前8時/ヤーサノーシ(間食):イモ
午前9時~10時/シティミティムン(朝食):イモ、野菜入りの味噌汁
午後2時~3時/アサバン(昼食):イモ、野菜入りの味噌汁
午後4時/ヤーサノーシ(間食):イモ
午後6時~7時/ユーバン(夕食):イモ、たまにジューシーやお粥
 
「たいがいイモばかり、今のようにいろいろな野菜は無かったです。配り合いして暮らしていた。」
津波古 ナエ 1911(明治44)年生 字恩納 
と談話の下に書かれていました。
 
余談ですが、この明治44年生は「めいじ44ねんせい」と読みます。沖縄では「あんた何年生ね?」と生まれ年を聞かれます。実際に私も地元のオバアに聞かれたことがあります。
 
私の場合、昭和37年生(37年うまれ、ではなく37ねんせい)が正解なのです。

「イモを植えるのはヤーニンジュ(家族)の仕事、用意して雨が降らんければ、植えられんからね、その時はもう忙しいよ。みんな集まってね、ただごとじゃないですよ。植えるばかりでもね、雨が降らんとみんな枯れてしまうからね。だから段取りが一番大事。」
津波古 真澄 1909(明治42)年生 字恩納
 
 どこの家庭も主食はサツマイモで4~10月ごろに植えつけ、5~7ヶ月ほどで収穫されました。   日頃はイモ中心のとても貧しく質素な食事だったようですが、行事ごとの豪華な食事が楽しみだったようです。
その中でも三月に行われる清明祭(シーミー)では墓前に重箱を備えて供養をするのですが、内容が決まっています。それがこちらです。
 その他の行事では豆腐、おから、雑炊などの「ふかしイモ」以外の食べ物=ご馳走でした。

昔の写真って不思議な魅力がありますよね・・・この二人のオバアが糸を紡いでいます。
とても楽しそうに・・・しかし、私は、正座をしながら、果たして何時間もこの作業を続けられたのだろうか?とふと疑問に思ったのです。
現代人は正座をほとんどしませんから、正座は10~15分が限界かもしれません。法事の時にお寺で正座をしたことがありますが20分ほどで立てないほど足がしびれた経験がありますので、そんな見方をしてしまいました。しかし、本当に癒やされる、のどかな風景です。

 展示室の後半で一番面白く、思わず笑ってしまったのが子供の一日と書いてあるパネルでした。
「昨日は先生に叱られたから、今日も行かんでおこう」と一人が言うと「僕もいかないさぁー」ってなるわけ。
学校に行くのが嫌いな子供だったんだよ。好きで無いし、罰うけるよりは、学校へ行かないでね、途中で海岸べりで、その時間までいて、また家に帰ると。大根の葉なんかよ、とってきて海の岩の潮が入るところに漬けてお昼のイモと一緒に食べよったよ。学問の頭とは違うけど、ジンブン(知恵)はあったはず。学校好きでないんだから、海で何かこう遊んで時間潰してたんじゃないかね、学校の終わる時間になったら家に帰って、お父さん、お母さんに「行ってきました」いうて。それが海学校。
仲村 好栄 1915(大正4)年生 字名嘉真
昔は子供も家の大事な労働力でした。学校から帰ってくると家畜に餌をやったり、井戸に水をくみに行ったり、女の子は子守りをしました。日曜日にも山に茅取りに行くなど、遊び時間が無かったといいます。家から遠い学校まで通う途中、山や海に遊びに行ってしまうことを「海学校」「山学校」と言ったようです。この「学校」は、遊び時間の少なかった子供たちの内緒の遊び時間であったようです。いつの時代も子供は元気です。沖縄の現代の子供たちも同じく明るく素直で元気です。
 
当時の生活は決して裕福では無かったかもしれませんが、心まで貧しかったとは、決して思えない当時の民衆の明るさをこの展示室で感じ取ることが出来ました。
 
歴史は学べば学ぶほど、この時代に日本に生まれ育ったことに感謝し、何があっても幸福であることを思い知らされます。

 

今日もご覧頂きましてありがとうございました。

 

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